川村カオリが亡くなった。
ガン治療による休養、復帰、そして再発、転移を経ての壮絶な死。
デビュー直後の華やかな活躍に比べると、後年はインディーズでの地道な活動がメインとなり、純粋な本業でメディアに露出する機会は決して多くはなかった彼女だが、それでも多くのアーティストやファンが彼女を悼むコメントを寄せ、思いを綴っている。
自分は、「川村カオリ」の表記よりも、「川村かおり」の方がしっくりくる世代だし、アーティストとしてのインパクトと同じくらい、オールナイトニッポンのパーソナリティとしてのインパクトが強く残っている世代でもある*1。
そして、「ZOO」といえば、菅野美穂でもなくECHOSでもなく、川村かおりでしょ・・・と一言突っ込みたくなる世代でもあるわけで・・・*2。
38歳、という若さでこの世を去る無念さは如何ばかりだっただろう。
本ブログでもあらためて哀悼の意を表したい。
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*1:ご多分にもれず、毎週夜更かしして聞いていた。
*2:巧さという点では後からカバー(セルフカバー)したアーティストの方が上だろうけど、川村の歌には、あの時代独特、かつ10代前半の感性にマッチするピュアさがあった。渡辺美里の「My Revolution」や永井真理子の「瞳・元気」に感じたのと同じような・・・。