投資

「バブル」を超えた日。

先週の金曜日、右肩上がりの日経平均のチャートがあわや・・・の高値を叩き出した時点で、そう遠くないうちにこの日が来ることは予想できた。今週に入って日経平均こそ3日連続下落、という展開になっていたものの、個別株の動向を見れば底堅く、そして、木曜…

トラウマを抜け出した先に光は見えるか

例年なら元旦の日付のエントリーで「・・・占う」をネタにいろいろと書いていたのだが、今年に関して言えば、自然災害に事故、と立て続けに危機イベントが続いていたこともあって*1、何となく躊躇していた。とはいえ、「テレビを付ければ箱根駅伝」な正月に…

5億2000万円(税別)のプレゼント

世の中のありとあらゆるものが値上がりし、30数年ぶりのバブル到来か!というムードになっているこの日本。そして、決して景気が芳しくなかったここ数年でも右肩上がりの成長を続けてきたサラブレッド市場は、今年も大いにはじけた。良血馬が名を連ねること…

久々の「日経平均30,000円台」に思うこと。

「バフェット効果」とか「消去法」とかいろいろ言われているけれど、世界経済のトレンドが決して良い方向に向かっていないように見える今、日本だけがそんなに調子良く行くわけないじゃないか・・・とシニカルな目で眺めていたのは週が始まった頃のこと。月…

去るも残るも・・・。

連休の間に、しばらく見られていなかった最近の各社の適時開示資料を眺めていたら、現プライム市場上場会社が「スタンダード市場」選択へ舵を切る事例が相当数出てきていることに気付いた。今年の初めに東証が「経過措置打ち切り」の方針を示した*1時点で想…

歓迎する市場の風がこのまま吹き続けますように。

先の週末の間に行われた日銀総裁の交代劇。前々から決まっていた話とはいえ、ワンパターンな”緩和”に固執し続けた末に、最後まで思い描いたような結果を出せなかった前総裁。 最後の最後に物価だけは想定を超えて急上昇し”帳尻を合わせた”形にはなったが、物…

混沌の先にあるもの。

またいつものように新しい年がやってきた。さすがに50回近く、世に出てからも四半世紀にわたって同じイベントを繰り返していると感慨も薄れて様々なものがルーティン化してくるのだが、そうはいっても多少は気持ちをリセットして今年の展望を・・・と、日経…

ようやく、の終焉。

よりによってこの年末に・・・と誰もが思った、少し早めのクリスマスプレゼントというにはあまりに唐突な政策転換だった。 「日銀は19~20日の金融政策決定会合で大規模緩和を修正する方針を決めた。長期金利の変動許容幅を従来の0.25%程度から0.5%程度に広…

常識は簡単に覆る。

日本では短い一週間、なれど、世界的には金融市場が大きくうねっていた中で、一日に二度も”あり得ない”ことが起きた。一つ目は、この世界的な利上げラッシュの中で、わが国の中央銀行が下した「大規模緩和維持」の判断。これまでの黒田総裁の強気すぎる振る…

「インバウンド神風」はまた吹くか?

先週の後半くらいから回復基調にあった株式市場は、米国CPIの上振れとそれに起因する引き締め観測により、一瞬にして冷え込んだ。日経平均も水曜日に800円近く下げ、今日になってもリバウンドには程遠い、という状況である。だが、そんな中、資源系と並んで…

「対前年比」の罠。

緊急事態宣言も、まん延防止もなかった今年のゴールデンウィークは、久々にどこに行っても結構な人出だった。個人的なことを言えば、コロナ前なら、GWで長めに休みを取れる時はさっさと国外に逃亡していたし、そうでなければ、あえてどこに行くにも高くつく…

「四半期報告書」廃止の意味。

世の中は丼屋の話で盛り上がり過ぎているようで、すっかり埋もれてしまった感もあるが、長年の懸案だった”多重開示”問題が改善に向けてようやく動き始めた。 「金融庁は18日、金融審議会の作業部会を開き、上場企業が開示する2種類の決算書類を一本化するこ…

まさかの宗旨替え(?)と、この先への不吉な予感。

先週まで9営業日連続で上昇を続け、今週に入ってからも、3月期決算会社の期末配当狙いの買い持続、ということで高い水準をキープしていた東証の株価が、権利落ち日となった30日、予想通り崩れた。それでもウクライナ・ショックの谷の時期に比べたら、日経平…

何もできない虚しさと、少しでも痛みを分かち合えたら、と思う心。

冬季五輪の盛り上がりに合わせたかのようにヒートアップし続けていたロシアとG7諸国のせめぎ合いは、「外交努力を」と叫ぶ声もむなしく、「ウクライナ侵攻」という形で新たな戦史の幕を開けることになってしまった。いわゆる「冷戦」は、30年以上も前に終わ…

冬の五輪の年には都会にも雪がよく似合う・・・のだけれども。

休み気分も抜けて人がそろそろ本格的に動き始めるか・・・というところで、突然降り出した都会の雪。個人的な経験でいえば、今年は新年早々から本場の暴風雪の洗礼を受けていたりもするから、たかだか数センチ積もったくらいの雪を見たくらいでは、大したイ…

「2位・東急」の時代はいつまで続くのか。

先月の終わりから今月にかけて、3月期決算会社の中間決算が概ね出揃った。全体的な傾向は前の四半期からそんなに変わっておらず、半導体関連は絶好調、資源系や国際物流系も需要増と価格高騰の恩恵を受け、自動車や工作機械、化学系等、製造業各社も前年の反…

欲しいのはクーポンではなく・・・。

今週、鳴り物入りで日本上陸?ということで話題になっていた「Miles」というアプリ。www.getmiles.com基本的に新しいものは何でも使ってみないと気が済まない上に、行動履歴系アプリは自分の大好物だったりもするから、早速自分のスマホにも入れてみた。ロー…

プライムより、プレミア?

月初めの記事*1でも触れたところだが、10月に入り、いよいよ来春の東証新市場区分に向けた様々なリリースが世に出てくるようになってきている。今ちょうどピークを迎えつつある2月期決算会社(含む5月期、8月期、11月期・・・)が、決算短信発表に合わせて市…

またしても繰り返される怪現象。

増えている時は、ちょっとやそっとの対策では手に負えないほど猛烈な勢いで感染者数が伸びる。 だが一度山を超えると、そこまで対策が徹底されていなくても、潮が引くように急激に減少していく。これまで、この国がそんな”怪奇現象”に遭遇したのは一度や二度…

嵐の前の熱狂。

ここのところ、どうにもこうにも落ち着かない。理由はいろいろあるが、その一つは間違いなく、日本の株式市場の「根拠なき上げ」だ。そもそも、五輪前後のゴタゴタに新型コロナの感染急拡大も相まって、日経平均が年初来安値*1を付けてからまだ1か月も経って…

何をそんなに期待しているのか。

何でこうなってるのか・・・と、先週末からずっと首を傾げっぱなしな自分がいる。東京市場の株価急騰。そろそろだろう…と思った今日も、依然として市場はヒートアップし、日経平均は瞬間的に30,000円台を超えた*1。理屈を聞けば、まぁそんなもんだろうと思う…

またしても持ち出された「優越的地位の濫用」に思うこと。

水面下では既に動きがあったのかもしれないが、自分には初耳だったこのニュース。 「公正取引委員会は新規株式公開(IPO)時に企業が適切に資金調達できているかの調査を始めた。事前に証券会社などと決める公開価格と、最初に売買が成立した初値の差が欧米…

劇的な回復とその先にあるもの。

前々から予想された通り、世の中、新型コロナか五輪か、という感じで、メディアはこの2つの話題一色(二色?)・・・という感じになってしまっているが、そんな中ひっそりと、だがよく見ると凄いことになっているのが、4-6月期の決算発表である。この一週間…

「プライム」移行に向けた喧騒の始まり。

東京証券取引所から、上場各社に対し「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果について」という書面が届いたのは先週の金曜日のこと。前々から予告されていたことではあるし(※以下の資料の35~36頁参照。)、”当落線上”の会社であ…

現実になりつつある悪夢を目の前に。

これまでと同じように押し寄せてきた波、だがそこに一抹の不安を感じたのは気のせいではなかったのかもしれない。誰が言ったか「勝負のゴールデンウィーク」。だがそれを超えても一向に収まる気配がない新型コロナ感染症の波は、「変異」という新たな武器を…

それはジェットコースターのように。

年度末が近付いていることもあって、なかなか慌ただしさから解放されない。ちょうど2年前は、寒さで開花が遅れたことと人生の転機が重なって久しぶりに美しい桜を堪能する機会に恵まれたし、昨年も新型コロナで事態急変、という状況の下、訪れたつかの間の「…

また1日、時計の針は巻き戻されていく。

またこのネタか、と思う方もいらっしゃるのだろうが、もしかしたら歴史の転換点になるかもしれないこの瞬間に、そのことを書かなくてどうする・・・と自分に言い訳している。そう、日経平均が、週明け早々の2021年2月15日、月曜日、遂に30,000円台を取り戻し…

チキンレースの末に辿り着いた31年前の夏。

新型コロナ禍の真っただ中で留まるところを知らずに上昇線を描く株価チャートを見ながら、連日報じられる「29年ぶり」というフレーズに胸を高鳴らせたのは去年の暮れくらいのことだったか。k-houmu-sensi2005.hatenablog.com当時も、いつまで持つんだろう、…

示された統計数値が意味するもの。

昨年来の実感としても何となくそうだろうな、と思うところはあったのだが、いざ出てきた数字を見ると思いのほか・・・というのが正直なところで、実に驚かされたのが↓のニュースである。 「家計の消費余力が高まっている。総務省が5日発表した2020年の家計調…

鮮明になりつつある勝敗とその先にあるもの。

新型コロナ関連のニュースがこの国に吹き荒れ始めてからしばらくは、「経済活動壊滅」とか「大不況」といったトーンの記事がメディアを飾ることも多かった。確かに、中国国内の生産拠点や国際輸送の物流網が乱れた昨年の1-3月期や、初めての「緊急事態宣言」…

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