音楽

まだまだ青く。~ブログ開設から17年。その先へ。

今年も年に一度のお約束でめぐってきた「ブログ開設記念日」。早いもので2005年8月4日から、これで17年が経過した。「17」と聞くとずいぶん年数が経ったような気がするし、実際、それなりの歳月は流れている。「戦争」といえば遠い砂漠の地か、「テロとの戦…

これはまさに時代を映す鏡。

ここ数年、CDはもちろんDVDすらほとんど手にすることはない生活を過ごしていたのだが、「昭和生まれホイホイ」みたいな告知につられて思わず予約購入してしまったCD&DVDがこちら。JR SKISKI 30th Anniversary COLLECTION スタンダードエディション(CD2枚組+D…

永遠に残る記憶の中のメロディライン

月曜日に飛び込んできた著名作曲家の訃報。そして、速報記事で紹介された曲名に刺激されて動画サイトを訪ね、そのままハシゴして寝不足のまま今日の朝を迎えた方も多かったのではなかろうか。 「「また逢う日まで」「ギンギラギンにさりげなく」など、昭和期…

「社歌コンテスト」を横目で見ながら思うこと。

日経新聞の本紙では特に話題として取り上げられてはいなかったと思うのだが、 「NIKKEI全国社歌コンテスト」 なるイベントが今日8日から、ひっそりと始まっている*1。審査員の欄には懐かしい川嶋あいさんのお名前もあるし、最優秀賞に輝くとJOY SOUNDでカラ…

人生は紙ヒコーキ。

いろんな仕事を抱え込んでしまったおかげで、せっかくの二度の三連休もほとんど仕事で食い潰す状態に。これがいわゆる「自営業の罠」か・・・と嘆きはすれど、やらされている感がない分、まぁ楽しいかな、と。で、外にも出られずPCに向かいながらラジオを聴…

その名は消えても、歌と曲は永遠に生き続ける。

週刊文春報道に端を発した、小室哲哉氏の引退記者会見。 いかに一時代を築いたクリエイターとはいえ、報道の中身そのものは(ここ数年巷でぶっ放されている「砲」に比べれば)それほどセンセーショナルなものとも思えなかったから、「引退」の一報を聞いた時…

“アムラー”がいた時代

平日はいろいろなものに追われていて、ろくろくニュースを見る暇もなかったので、新聞の社会面のベタ記事を見て、「お!」と思ったくらいだったのだが、週末、テレビのワイドショー番組で繰り返し取り上げられていて、懐かしさとともに違和感すら感じたのが…

あの頃。

最近、音楽を聴くということに縁遠くなっていて、CDも長らく手にしていなかったのだが、たまたまチャンネルを合わせた歌番組で、アーティスト自ら宣伝していたのを目にして、思わずAmazonで購入してしまったのが、↓である。MEMORIES 3-Kahara Back to 1995…

シノマリが頂点に立った日。

自分がAKB48をまっとうな“スター軍団”として評価できなかった(単なる色モノとしてしか評価できなかった)最大の理由は、どっからどう見ても次元が違うスケールを誇る篠田麻里子が長らく“脇役”に甘んじていた・・・というところにあったのだが*1、まさかこん…

帰ってきたヤイコ。

深夜、「音楽番付」を見ていたら、事実上の活動休止宣言から、出産を経て最近復帰したばかり(オリジナルシングルとなると、実に3年半ぶりくらいだろう)の矢井田瞳がゲスト出演しておった。「CDショップに行かなくなった」*1(というか、音楽CD自体をほとん…

今年の紅白は・・・

とにかく副音声が面白い(笑)。 元々、台本通りで面白みもなんもない“表”のMCの堅っ苦しさを、こういう形で中和するとは考えたなNHK・・・。 しかも、演歌歌手が歌っている時間帯もチャンネル変える気を失せさせる、この巧みな視聴率確保戦術。 これは率直…

ベストアルバムにありがちな不満。

最近CDショップに行く機会もめっきり減ってしまって、誰がどんなアルバムを出しているかなんてことにもだいぶ疎くなってしまっている。 ゆえに、槇原敬之が最近ベストアルバムを出した、ってことも、今日の日経の夕刊の記事を見るまで知らなかった。 「Smili…

ママになったヤイコ。

ということで、めでたくご出産された模様。 http://www.hitomi-yaida.com/fromyaiko/index.php?d=20091103&t=20091103 家族の生活を大切にしつつ、これからも音楽活動を続けていく所存ですので、末長く、宜しくお願いいたします! 2010年はデビューして10周…

惜しまれる死

川村カオリが亡くなった。 ガン治療による休養、復帰、そして再発、転移を経ての壮絶な死。 デビュー直後の華やかな活躍に比べると、後年はインディーズでの地道な活動がメインとなり、純粋な本業でメディアに露出する機会は決して多くはなかった彼女だが、…

ヤイコの便り。

ヤイコのブログに、こんな記事が載っていた。 今日は皆さんにご報告があります。 私達夫婦に、新しい命が授かりました! この度安定期に突入し、やっと皆さんに報告できること、とっても嬉しく思っています! (http://www.hitomi-yaida.com/fromyaiko/index…

それでもいいと思える仕事だった。

最近、HYの「366日」にどっぷり嵌っている。 どんだけ嵌っているかと言えば、 「YouTubeで南沢奈央が出てくるPVをリピートし、見終わってからも一人部屋で口ずさみ、さらには、カラオケ屋で30分間部屋を占拠してひたすら歌いまくる」 くらいのレベルである…

真のベストアルバム

矢井田瞳のベストアルバムが出た。 THE BEST OF HITOMI YAIDAアーティスト: 矢井田瞳出版社/メーカー: 青空レコード発売日: 2009/02/18メディア: CD購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (21件) を見る ヤイコのベストと言えば、今から遡ること5年…

猫バスじゃなくて恋バス。

矢井田瞳が小田和正とのコラボレーションで生み出した名曲、「恋バス」が12月3日に発売された。 昨年の「クリスマスの約束2007」に合わせて製作され、今春発売のアルバムにも収められていた曲が、1年越しでようやくシングル・カット(死語か?)された。 恋…

時代の終わりのその先にあったもの。

90年代の真ん中あたりを大学のキャンパスで過ごした筆者の世代の人間にとって、「小室哲哉」の音楽が、生活と切っても切り離せない存在だったのは言うまでもあるまい。 生協のCDショップでアムロの曲がガンガン流れていていたかと思えば、部室の中では華原…

いつか、どこかの空の下で。

今頃気がついたのだが、7月1日付の「サイキンノヤイコ」にブログ休止&充電(?)宣言が掲載されている。 (http://www.aozorarecords.com/aozora/diary/1/day/20080701) 先日のライブの後も、いろいろと活動をされていたようだし、CMとのタイアップも新た…

あらためて聞く名曲

最近ひょんなきっかけで、“尾崎豊”を聞くようになった。 以前のエントリーでも書いたように、尾崎豊というアーティストの世界観を過度に美化するような言説には筆者は決して組していないし*1、「尾崎を聴け」なんて生徒に呼びかける大人はたやすく信じないよ…

某書店で

カウンターの横に平積みになっていたのを見て、思わず手にとってしまった*1。 ピアノの鍵盤になんぞもう長らく触っていないのだけど(&今の居住環境ではピアノどころかキーボードすら置くスペースはとんとないのだけれど)、いつか機会があったら試してみよ…

今年の景気づけソング。

分かる人には分かると思うが、そろそろシーズンである。 ここ数年では一番調子が悪い。 頭の回転が鈍ってきている上に、今年に入ってから(歳のせいか・・・)体のあちこちが痛む。 そんな中、今年のテーマソングになりそうなのが「Fight The Blues」。 期待…

良く分からなくなってきた。

4月13日付、お昼頃に更新されたと思われる『サイキンノヤイコ』より。 私のMCがなんか意味深になってしまったけれども、 お伝えした通り、これからも曲を作り続けますし、ライブもどんどんやります。 もっと強くなる為の旅。健やかに音楽を探究する旅。 こ…

ヤイコ休業宣言・・・。

ツアーファイナルとなる昨日のJCBホール(2日目)のステージで、矢井田瞳本人の口から飛び出したそうで・・・。 どうみても嫌な予感はしていたので、筆者自身、先月の大阪のライブ後のコメントとして、http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20080330/1206902543…

一区切り。

ニューアルバムを引っさげての矢井田瞳のツアー、「COLORROCK LIVE 2008」@グランキューブ大阪。 colorhythmアーティスト: 矢井田瞳出版社/メーカー: 青空レコード発売日: 2008/03/05メディア: CD購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (30件) を見…

ヤイコ新譜発売!

久々にやってきた矢井田瞳の新譜発売日。 少しブランクが空いた分、楽曲も十分に時間をかけて作り込まれているはずだ。 既に春のツアーのチケットも東京&大阪で入手済み、と準備万端整えているが、とりあえずはそれまでたっぷりと聞き込みたいと思う。 colo…

花は桜 君は美し

冬の寒さもピークを迎える時期になると、なぜか“春”の曲が頭の中で流れ出す。 いろいろと環境が変わる季節でもあるだけに、一年一年、曲と一緒に様々な思い出が刻み込まれていたりもするわけで。 今年の春は、あまり変化もないまま迎えそうな雰囲気ではある…

初雪

昨日の深夜、冷え切った空から落ちてくる雪、というか氷の粒に当たって、 ♪ああ、雪が降る この街に君はいない〜 と90年代前半の名曲を口ずさんだのは、筆者だけではあるまい、と予想する(笑)。 加藤いづみ、と聞いて曲がスラスラ出てくる世代は、ごくごく…

還ってきたクリスタル・ボイス(ネタバレあり)

タニムラさんの話をしよう。 もちろん、「昴」を歌う人のことではなく、かつて“ガールポップ最後の砦”といわれた40代女性アーティストの方である。 去年のクリスマスコンサートの後、「次に生声を聞けるのがいつになるか・・・」という感傷的なセリフをこの…

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