一兎を追うとこうなる・・・

牝馬三冠がかかったレースで、レッドディザイアに「三度目の正直」となるハナ差先着を許した上に、4角進路妨害で降着の憂き目にまで遭ってしまった、かわいそうなブエナビスタ


陣営としては、フランスに渡るより確実に国内タイトルを、という思いがあったのだろうが、そうはうまくいかないのが現実、ってところだったのではなかろうか。


国内ですら勝てないのだから、凱旋門賞で恥かかなくて正解だった、という見方もあるのだろうけど、古馬に比べて相当軽い斤量で走れるかのレースに、3歳の秋に挑む理由は十分にあったわけで、馬にとっても、(これで菊花賞天皇賞に乗れなくなってしまった)アンカツにとっても、いろんな意味で勿体なかったなぁ・・・というのが率直な印象である。


これで次走、エリザベス女王杯ウォッカを倒すチャンスが回ってくるようなら、まだこの馬にも運がある、ってことになるのだろうけど・・・。


(追記)
ブクマにもあったように、今のところウォッカエリ女に出走する可能性は限りなく低いわけで、それゆえ「チャンスが回ってくるようなら・・・」という表現になるわけです*1。紛らわしくて申し訳ない。

*1:仮にそのチャンスが回ってこないとしたら、「最強牝馬」の称号がますます遠のいていくわけで、下手をすると「最優秀3歳牝馬」のタイトルすらレッドディザイアにさらわれかねない・・・。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html