乱れて咲く菊の花

ここ数年荒れる傾向が強かった菊花賞だが、今年も予想を裏切ることなく大荒れの結末となった。


折り合いに難があるリーチザクラウンを一番人気に推した多くのファンよりは、自分の方がまだほんの少しは見る目があったようだが(苦笑)*1、それでも、万全の自信を持っていたイコピコが届かず4着*2

「菊に絶対的本命がいないときは、迷わずダンスインザダーク産駒を買え!」

というforgettableな鉄則を軽んじたおかげで、春先から目を付けていたはずのフォゲッタブルを買い逃したのは、何とも言えない痛恨事である。


中距離血統が世界の、そして日本の主流となっているとはいえ*3、未だに「勝った馬はその後もそこそこ一線で頑張る」というレースではあるだけに、今回の上位入線馬の記憶だけは、"unforget"であり続けたいものであるが・・・*4

*1:それにしても、武豊騎手の騎乗意図は最後までよく分からなかった。どうせ逃げるなら、もう少し緩急をうまく付けて、後続に無駄足を使わせるような乗り方もあったように思うのだが・・・。

*2:マンハッタンカフェの血が入っていれば大丈夫、と思っていたのだが、如何せんレース中の位置どりが悪すぎたし、前走の圧倒的な勝ちぶりから距離適性も疑ってかかるべきだった、と今は後悔。

*3:ゆえに、「強い馬が勝つ」という雰囲気はなくなって久しい。

*4:その後のレースで惨敗が続いて、馬柱から3歳時のレース実績が消えたころに、ステイヤーズSで爆走、なんてことは良くある(笑)。

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