またしても“ジェフスタイル”

「サッカーの第86回天皇杯全日本選手権第8日は8日、カシマスタジアムなどで4回戦の残り2試合を行い、Jリーグ2部(J2)の札幌と1部(J1)の鹿島が勝って、ベスト16が出そろった。札幌は後半に相川が決勝点を挙げ、1-0でナビスコ杯2連覇のJ1千葉を破り、J2勢で唯一16強入りした。」(日経新聞2006年11月9日付け朝刊・第37面)

何年か前にもこんなシーンがあったような・・・
っていうか、栄光の5日後にきっちりと“ジャイアント・キリング”を
献上してしまうのが、愛すべき“ジェフ・スタイル”(苦笑)*1

「シュートを打たずにスルーパスを狙ったり、きれいなサッカーをしようとしてしまった」(同上)

MF・佐藤勇人選手のセリフ(らしい)。


パパオシムなら、

「そんなに楽なサッカーをして勝てるのなら、この選手たちは、ここではなくバルセロナアーセナルにいるでしょう(笑)。」

とでも一蹴してくれたことだろう。


まぁ良い。


2ヵ月後には、この日のジェフの戦いぶりが、

「野球で日本一、サッカーでも日本一」に輝いた
札幌市民に向けた素晴しいアシストだった!

と皆に賞賛されることは間違いないはずである。



・・・と、恥ずかしい負け惜しみをいったところで虚しいだけ。


今シーズンの残りの楽しみは、
アジアユースで大活躍のルーキー・青木孝太選手の勇姿が、
Jの残り何試合かで見られるかどうか、
それくらいしかない。


それでも、世紀末の暗黒時代を味わったものとして、
入れ替え戦の心配をしなくて良いだけ幸せ、
と思ってしまう自分がここにいるのも確かなのであるが・・・*2
(負け犬根性バンザイ!)

*1:もっとも、いくらJ1所属でカップ戦王者になったチームとはいえ、これまでの天皇杯の実績をかんがみると、ジェフが“ジャイアント”といえるかは、甚だ疑問である。

*2:マリノスアントラーズのサポーターには決して分かるまい、この気持ち。

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