達増拓也・前衆院議員の知事選出馬(当選)に伴う衆院岩手1区の補選に、みずほ証券の社内弁護士の階猛氏(40)が出馬されるとのこと。
階弁護士といえば、最近銀行関係の法務記事をよく書かれている方で、↓のような本も出されている。
- 作者: 階猛,渡邉雅之
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 新書
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以前お名前をNBLで見かけたときは、確か別の所属だったのではなかったか、と思ったら、やはり今年の1月までは新生銀行の法務部におられたようである・・・(2007年1月みずほ証券移籍)。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070505_3
凄いなぁ、と思うのが、今40歳で弁護士登録したのが4年前。しかも、試験に受かったのは旧長銀が新生銀行になってから、というのだから、一体いつ勉強されたのだろう・・・*1。
入った会社が潰れて、普通なら人生設計が大きく狂っても不思議でないところを*2、逆にポジティブに激変させてしまう、というのがなんとも憧れるところ。
なお、岩手県といえば、小沢一郎先生の地元で元々民主党(というか旧新生党)の組織が強いお国。
その上、「1区」での出馬、40歳の若さと来れば、本来追い風も追い風だろう、と思っていたら、相手の玉沢正徳氏(35)は、その名前から一目瞭然、自民県連会長・玉沢某代議士*3のジュニアなのね・・・*4。盛岡一高の先輩・後輩対決、部外者なれど気になるところである。
昨年の福島の知事選といい、小泉チルドレンになり損ねた某大手事務所のパートナーの先生といい、日本の選挙ではイマイチ強くない弁護士の先生方。特に華麗な経歴をお持ちの方ほど苦戦する傾向があるのは決して気のせいではないと思うのだが*5、ここはサラリーマンの星、階先生に一票を差し上げたい・・・。