いろいろと思うこと

遺族がカメラの前で8年間の思いを訴え続ける一方で、“大弁護団”が自らの主義主張に則って“新事実”を述べる。


いつもながらに登場する有識者のコメントなどと合わせて、何ともきな臭く映る「光市母子殺害事件」の差戻控訴審公判であるが、我々が忘れてはならないのは、今回裁かれているのが「光市で母子が殺害された」という事件そのもの(より正確に言うと、「母子を殺害した」被告人の行為そのもの)なのであって、それ以上でもそれ以下でもない、ということだと思う。


現時点で9割以上の人間が予測している結論が出されたとしても、それは「被害者が声を上げた」からでもなければ、「世論が後押しした」からでもなく、「被告人が犯した罪がその刑を処するに値するものだった」から。そう考えなければ、おかしなことになってしまう。


それに、今回の件に関して言えば、そう考えるだけで解は導けるはずなのだが・・・。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html