確かに祭りだ罠、有馬は。

今年は一年中バタバタしていたこともあって、とうとう最後の有馬記念まで、本格的に勝負することなくJRAのカレンダーが終わってしまった。


有馬記念は「大波乱」という結果に終わったが、それほど今年のレース結果は意外なものではなかったように思う。


デビュー戦以来、連対率100%を誇るダイワスカーレットは絶対に外してはいけない軸馬だし、引退レースのダイワメジャーと絡めて“ダイワ兄妹丼”、というのも気の利いたファンなら一点は混ぜておくべき馬券だろう。


更に言えば、「中山巧者」のマツリダゴッホがあれほどの人気薄になっていたのは、データ党にしてみれば美味しいことこの上ない。


データに忠実に買い目を決めるなら、ポップロックメイショウサムソンのようなJC上位入着馬の次に来ても不思議ではない馬なのだから、プロなら連下で押さえておかねばならぬ。


ということで、競馬人なら、ワイドの1−2着、1−3着の組み合わせくらいはゲットして悠々年越し、といきたいところだ・・・




・・・と、買わなかったレースのことは何とでも言えるわけで、本音では見送って吉だったと思っている(苦笑)。


年の最後に忘れられたサンデーサイレンス産駒が意地を見せる。それも競馬だ。


ここのところいいニュースがない競馬界にしてみれば、最後までKY的展開になってしまって(勝利馬の関係者以外は)踏んだりけったりなのかもしれないが*1明けない夜はないはずだ。


来年こそはブーム再来を! と願うのみである。

*1:メイショウサムソンの今回の大負けを見てしまうと、年度代表馬が「該当馬なし」になってしまうんじゃないか、という危惧さえ生まれてくる。個人的には安定感抜群のダイワスカーレットを推したいのだが、できれば、牝馬クラシックでもう一冠欲しかったところである。

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