予定調和的決着。

思いのほかあっさりとした決着となった「ダビング10」。

地上デジタル放送番組の複製制限を現在の1回から10回に緩和する「ダビング10」について、情報通信審議会(総務相の諮問機関)の専門委員会は19日、7月5日前後に始めることを決めた。著作権者に支払う補償金の上積みを求めてきた著作権団体側が一転、開始を容認する考えを表明した。」(日本経済新聞2008年6月20日付朝刊・第1面)

裏で何かが動いた、であろうことは想像に難くない。

「19日の会合では「膠着(こうちゃく)状態にすべきでない」などと方針を転換。二つの問題(注:録音録画補償金問題と「ダビング10」問題)を切り離して考える必要性にも触れ、開始日の確定作業に応じた。」

メーカー側にしてみれば、「最初からそういう話になっていたじゃないか!」と文句の一つも言いたくなるところだろうが、まずは“めでたしめでたし”と言ったところだろうか(苦笑)。


個人的には、家電量販店の店頭に、録音・録画用の「ブルーレイ・ディスク」と、“それ以外の用途”に用いられる「ブルーレイ・ディスク」が並んで陳列される日も遠くないような気がする(モノとしては同じなのになぜ・・・、という光景が再び・・・)。

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