「平和の祭典」が終わるのを待ち構えていたかのように、黒海沿岸諸国のきな臭い動きが連日紙面を飾るようになった今日この頃。海の向こうでは、すでに秋の大統領選挙に向けたキャンペーンも最終段階に入ろうとしている。
かたや日本を見れば、いまだにスポーツニュースに毎日登場するのは五輪メダリスト(&人気選手)たちばかり。民主党の代表選を追いかけるより、卓球三人娘の“素顔”を紹介した方が数字がとれるのはわかるのだが、それにしてもねぇ・・・とため息をつきたくなる。
もっとも、筆者自身、何となく五輪ウィークの生活リズムが抜けていないようで、深夜にBSをつけては、五輪競技の録画中継がないことを思い出し、途方に暮れている(苦笑)のも事実なのだが・・・。
結局、この国は平和なのだろう。
どんなに深刻な景気後退が伝えられても、日用品の物価上昇が伝えられても、何となく昨日までと同じような生活を日々送っている人々がほとんどであるわけで・・・。
この平和なサイクルがいつまでも続いてほしいと願うのは、無謀な願望なのかもしれないけれど、せめて次の五輪くらいまでは、この国の平凡な幸福が続いてほしいと願っている。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 9/18号 [雑誌]
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