サブプライムローンショックが全世界を襲って以降、飲み屋の与太話で、
「外資系の連中は大変だよな〜」
なんて暢気に噂していたら、とうとうリーマン・ブラザーズが破綻。
つい先日まで羨望の眼差しを向けられていた“勝ち組”の人々が、文字通り“負け組リーマン”になってしまった。
まぁ、外資系の一流証券会社でやっていけるようなレベルの人材であれば、会社が破綻してもいくらでも“拾う神”はいるだろうし、その意味で、10年ほど前の拓銀、長銀、山一證券といった国内金融機関破綻時とは状況が異なるだろうとは思うのであるが・・・。
一寸先は闇。今日の勝者は明日の敗者候補生。
ステータスが一瞬にして崩壊する、そんな時代だけに力を極限まで磨き上げていたいと思う。
最後に頼れるのは自分だけなのだから。
日本市場を席巻するメリルリンチのナンバーワン戦略―世界最大の証券会社その実力と正体
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P.S. 同日メリルリンチも救済合併。こういう結末を「予言」していた人は決して少なくなかったはずだが、本当に「予期」していた人物がどれだけいたのだろうか・・・?