ドラマ「赤い糸」。
原作とは別物の美しい青春ドラマ仕立てになったところまでは良かったが、たかチャンが車に轢かれて死んでしまった直後の自分の感想としては・・・・・
「おいおい、『タッチ』かよ」(笑)*1
青春に三角関係のドロドロは憑き物。
それを美しくまとめるには、敗れし者(あるいは敗れる予感にあふれている者)を遠いところに旅に行かせるか、あるいは、殺してしまうのが一番手っ取り早い。
非常に残酷なようだが、多くの視聴者はそれで主人公と一緒にハッピーになるのだから、この手法が何度となくあちこちで繰り返されるのも合点がいくわけで。
まぁ、現実の世の中では、泥沼の恋に破れても、簡単には旅に出られないし、死ぬこともできないから苦しいのだけれど、せっかくの名作なのだから、そんな野暮なことは言わないでおこう・・・。