世界選手権でも卓球は卓球・・・なのか。

普通は世界選手権レベルの大会をテレビ中継なんかで見ていると、「とてもじゃないけど、自分には無理だな・・・」と思ってしまうものだけど、この競技の場合、良い意味でも悪い意味でも、何となく“親しみ”を感じてしまうのはなぜだろう?


期待されていた日本の看板選手たちがなかなか勝ち進めない中、最高の結果を残した水谷・岸川組にしても、二人ともパッと見たらどこにでもいそうな(というか、休み時間で体育館の裏でピンポンやってそうな)タイプだし、ムキムキのアスリート、といった雰囲気には程遠い。


実際には、素人であれば、一流選手のドライブなんて打ち返すどころか触ることすらできないだろうし、一流のカットマンを相手にした日には、どんなにヘロヘロに見えるボールでもラケットに触れた瞬間にコントロール不能なところにボールが飛んでいってしまうだろうから、“当たり前”のように見えるリターンショットやラリーをしているだけで、あの場にいる選手たちはすごい!ということになるはずなのだけれど・・・。



エッジボールに対する猛抗議が空振りに終わって、集中力が切れてしまいそうな場面でも、その直後に一気に巻き返して試合を決めてしまった(水谷・岸川組の準々決勝)、といったエピソードを挙げるまでもなく、日本の若手選手のハートの強さや将来性が十分に感じられる大会だっただけに、これから、競技自体を盛り上げていこうとするのであれば、“見せ方”の方もより大事になってくるんじゃないかなぁ、と老婆心ながら思った次第。


もちろんこれは、選手の側の問題ではなく、テレビの電波に載せる側の問題、なのではあるが。