「スズ」のオーナーの死。

新聞の訃報欄に、元日本臓器移植ネットワーク会長・小紫芳夫氏(82歳)逝去の報。


本職は倉庫会社のオーナー社長・会長さんだったようだが、前記のとおり、臓器移植ネットワークの初代会長としても名を馳せられた方だし、筆者個人的には、「スズ」の冠で愛馬を走らせ*1、日本馬主協会連合会会長も長く務められていた方としても記憶していたところだ。


まぁ、馬主の世界でも移植ネットワークの世界でもいろいろあったようで、晩年は必ずしも本意ではない人生を過ごされていたのかもしれないが、「個人馬主」が減りつつある昨今の競馬界において、お亡くなりになるまで毎週のように馬を走らせることができる数少ない大個人馬主としての地位を保ち続けた、ということは、やはり称賛されて然るべきだろうと思う。


ご冥福をお祈りしたい。

*1:スズパレード宝塚記念制覇も達成されている。最近の馬としては、スズノマーチあたりも印象深い。

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