「フェアユース」はロリータから生まれた。

たまには

アキバ系サブカルチャーが“翻案文化”により花開いたことについて」

論じたい、といった趣旨のエントリー・・・・・・・ではない。

いや、今年から始まった「BSイレブン」の競馬実況*1を見ていたら、今日の午前中のレースで「フェアユース」って馬が2着に入った、って聞いたもんだから・・・。

フェアユース 牡 2008年3月7日生まれ
父・Rahy 母・Lolita
http://db.netkeiba.com/horse/2008110003/参照

名門、美浦・河野厩舎所属、社台レースホースの持ち馬、と来れば、将来のG1戦線での活躍も見込める立派な馬なのであるが*2、それ以上に、「ロリータ」という母の名が異彩を放っている*3

よくよく調べると、「フェアユース」のスペルは、「Fair Use」ではなくて、

「Fair Youth」(美男子の意)

だったりするようだけど・・・。

ちなみに、血統的には短距離戦線での活躍が見込まれるこの馬。デビュー以来の戦績は、

新馬戦・2着、2戦目未勝利・15着、3戦目未勝利・3着、4戦目未勝利・2着

と、好調な出だし→思わぬ惨敗でがっかり→立て直してもあと一歩届かずイライラ、という馬主たちの心境(想像)が、著作権業界のフェアユース待望論者の心境とまさにシンクロするような状況になっているが、本家「フェアユース」ともども、いつの間にか世の中からフェイドアウトしてしまわないように、頑張って走ってほしいものだと思う。

*1:これって、東京在住の競馬マニア(かつグリーンチャンネルを入れるほどの余裕がない人々)にとっては待ちに待った・・・という感じの番組なわけで(やや遅きに失した感はあるけれども)、かつて地元UHFの競馬中継を見ながら自堕落な休日の午後を過ごしていたこともある筆者にとっては、懐かしい想いに駆られる番組でもある。

*2:総額4000万円の40口だから、1口100万円、という計算になる。

*3:ちなみに、このロリータという馬は、2006年にドイツの1000ギニー(日本でいう桜花賞のようなレース)を制した3歳牝馬チャンピオン。

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