金曜日の朝がツライのは・・・

目の肥えた人の視点で見れば様々な意見は出てくるのだろうし、視聴率があまり伸びていない、という情報もあるのだが、個人的には、今クールの「ノイタミナ」枠で放映されている「フラクタル」と「放浪息子」の二本は、同枠が現在の二本立て方式になってから、トータルで最もクオリティの高い組み合わせになっていると思う。

個々の作品の世界観が確立されている上に、“絵”も繊細。

そして、「フラクタル」で近未来SFの世界を散々味わった後に、「放浪息子」で昔にタイムスリップする(この辺は、視聴者の年齢層にも左右されるだろうが・・・)、というコンビネーションも何とも絶妙で、おまけにテーマ音楽も印象的だ。


困ったことに、個人的には郷愁系に弱いだけに、後半の「放浪息子」が始まってしまうと、どうしてもそのまま見てしまう*1

しかも、他の曜日ならその時間に片付けてしまえるような持ち帰り作業も、見ている間はできないもんだから、結局ひどい夜更かしになり、結果、金曜日の朝が悲惨なことになる・・・。


毎晩眠い目をこすりつつ、平均睡眠時間2時間くらいで生きてた時期(いわゆる、某国家試験の“ハイシーズン”と言われる時期である。受け始めた頃は特に。)もあったことを考えると、週に一回くらいはこんな日があっても良いとは思うのだけど*2、あの頃とは違う理由で、寝不足の訳を説明しづらいのは困ったもんだ、と。

ま、今週もあと一日(のはず)だから・・・

*1:主題自体は自分の理解出来る範疇にないし、そこにキモさがあると言われればそのとおりなのだが、それを除けば、教室の雰囲気だとか、流れる時間のゆっくりさだとか、世界の小ささだとか、が、忘れてたものを何となく思い起こさせてくれるのが心地よい。小学校高学年のあたりとか、中学時代の地元での“放課後”とか。

*2:もっとも、最近は、持ち帰りの仕事やらブログの更新やら(後者は本来どうでもよいことなのだか・・・)で、“週に一回”じゃ済まなくなっているのが痛いところ。

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