良く考えると、先月から法律関係の記事をリアルタイムにアップできないまま、年末まで来てしまった。
どんなに軽い記事でも、一次資料をしっかり検証せずに憶測やイメージだけで書くのはやめよう、というのは、このブログを開設した頃からずっと貫いている思いなので、中途半端なお茶濁しをするくらいなら空白の時を紡ぐのもやむなし、ではあるのだが、せめて関心の所在くらいは、何らかの形で残しておければよかったな。。。というのが今年の反省点。
ブログを始めた11年前に比べると、世の中に出回る「企業法務」に関する情報や「法曹」に関する情報は圧倒的に増えているのだけど、その一方で、以前なら考えられないような“専門家”のセールストークやプロメディアの誤導記事も目に余るレベルで増加していて、この一年だけでも、一読して尖がった感情が生まれるようなメディア媒体に接したことは一度や二度ではない。
ただ、それに対して論駁できるほどの備えを用意するだけの時間も気力も湧いてこないまま、めまぐるしく巡ってくる日々に押し流されてここまで来てしまった。
絶対的な時間量以上に「わざわざ貴重な時間を割いて反論するのは無駄。もう、こんな業界知らんわ―」という一種のあきらめと無気力の方が深刻だったりもするわけで*1。
今月の月間ページビューは17000件強、ユニークユーザー14,000人強、年間では約26万ページビュー、ユニークユーザー約21万人、という現実を前に、しばらくの間は「情報の受け手」に甘んじるのか、それとも、もう一度発信する側としてのアクセルをふかすのか。
自分自身の“熱量”とそのありかが密接に絡む話だけに、単純に「来年は頑張ります」という話でもないのだけど、落ち着いて考えを巡らせられる年末年始の僅かな時間の中で、少し考えてみることにしたい。
＜検索語（単語）ランキング・12月＞
１．→ 企業法務戦士 27
２．→ 著作権 19
３．→ 弁護士 17
４．→ 法務 16
５．→ 企業法務 14
５．↑ 裁判 14
７．↑ 判例 11
７．→ 法務部 11
９．↓ 商標 9
10．圏外サッカーボール事件 8
＜検索語（単語）ランキング・2016年＞
１．企業法務戦士 1122
２．著作権 1053
３．法務 658
４．弁護士 583
５．企業法務 555
６．裁判 537
７．法務部 524
８．商標 510
９．判例 468
10．訴訟 395
*1:今年の初め頃は、より影響力の大きいメディア向けにコンテンツを提供する、という試みもしていたりして、そのためにこのブログの方への記事アップを押さえていた、というところもあったのだが、結局“二兎を追うものは・・・”になってしまったところはある。
