日経新聞、今年最初の法務面に「法律・ルール 2017年こう変わる」という記事が掲載されていた*1。
ここの記事に対しては、毎回、小うるさく注文を付けることが多いのだが、今回取り上げられているテーマに関しては、
ということで、まぁ、現在想定されている内容を取りあげる記事としては、無難にまとまっているように思われる*2。
改正個人情報保護法にしても、改正消費者契約法にしても、改正のプロセスにおいて大山が鳴動した割には、(一部の名簿業者や悪徳商法の事業者を除いて)改正法のインパクトは微々たるものに留まるような気がするので、わざわざ紙面の大半を割いて特集しなくても・・・という気もするのだが、特に個人情報保護法のほうは、これから施行までの間に“マッチポンプ”的な動きが噴出することもあり得るだけに、冷静に動きを見ておきたい、と思うところである。