夜、家に帰っていつもの時間にテレビを付けたら画面には椿原慶子アナウンサー。
自分は別にこの人が嫌いではないし、週末の深夜番組で「お姉さん」やってた時代から見てるからむしろ好きだ(笑)。
だが、やっぱり、疲れて帰ったこの時間帯に、市川紗椰さんのナレーションが聞けないのは、痛恨の極み。
いろいろあって、「9月末で打ち切り」ということになってしまったのは、だいぶ前に知っていたし、先月、大相撲の秋場所が終わった時に、これでもう彼女の相撲解説も聞けないのだなぁ・・・とため息を付きつつ心を切り替えたつもりだったのだが・・・。
産経系のテレビ局の番組とは思えないくらい、リベラル色の強い報道番組で*1、国際的視点も随所に織り交ぜて、ゆるーい雰囲気の中で、チクチクと今の日本の違和感をつつく。
特に、コメンテーターがモーリー・ロバートソン氏の日は、もう日本のニュース番組じゃないね(笑)、という雰囲気も醸し出していた。
視聴率が上がらない、とか、スキャンダル云々を理由に番組を打ち切るのは簡単なのだけど、10年続ければ絶対に歴史に残る、と確信するくらい個性的な番組だったから、今はそれを失ったことが悲しくて仕方ないのである。