上り坂?下り坂?あるいはまさか・・・?

日本が3連休に浸っている間に、サウジアラビアの油田がドローン攻撃を受け、産油量の日量半分が出荷不能になった、ということで原油価格は急上昇。
先週まで根拠なき9連騰に沸き立っていた東証日経平均も早々に下げに転じる・・・はずが、昨日もわずかながらプラスでまさかの10日続伸。

さすがに今日は石油銘柄の反落とか、”そろそろ・・・”の空気を察した人たちが売りに転じたこともあってか、ようやく一息、という感じになったのだが、それでも8月の中頃に比べれば、どの銘柄も随分と跳ね上がったままで、下値を拾おうと待ち構えていた者にとってはなかなかツライ展開に。

国内で一大事があったわけでもないのに、5カ月も22,000円台から遠ざかっていた、という話を改めて聞くと、それまでがおかしかっただけかな? と思う一方で、どの指数を見ても、足元の景気は確実に悪い方向に向かっていて、しかも来月には消費増税が待ち構えている。

だから、10月末から11月にかけて四半期決算で下方修正が相次ぐタイミングと、10月の小売・BtoCサービス各社の月次の数字が出てくるタイミングが重なったところで再び大暴落、と読むのが正しい筋だと思うのだけど、果たしてどうなるか・・・。

ちなみに、今年の初めに立てた予測がこれ。

k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

ちょっとずつ微妙にいろんなものがずれてはいるのだけど、「春先まで上昇で5月、6月に調整局面、再び7,8月以降で上昇に」というトレンドだけは当たっていて(再度の上昇に転じるタイミングは半月~1月くらいはズレたけど)、この「運」がまだ生きているならば、今月末~来月くらいから一気にまた下り坂ということになって、(当たってほしくはないけど)先ほどの話とも見事に符合する。

マクロなトレンドが結果的に当たっていたとしても、日々の値動きを追う余裕がなくて、結局いいタイミングで売り買いができていないんだったら意味ないじゃん・・・と自分に突っ込みを入れるほかない状況ではあるのだけど、まずは明日からの「一歩」がどちらに動くのか、心の中で読みを決めて*1、ちょっとした運試しをしてみることにしたい。

*1:どちらを予測したかは非公表(笑)。今のNY市場の値動きを見れば、ば下がると予測する人が多数派なのだろうが・・・。

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