ひっそりとブログ開設から18年。

ここ数か月、あまりに慌ただしすぎて、様々なエントリーをタイムリーに上げられない、という状況が続いているのだが、この年に一度の節目エントリーすら・・・というところで、ここに書けたのも1か月の時が流れてから・・・というお寒い状況*1

まぁ「節目」といっても、たまたま昔々、この「8月4日」という日にブログを書き始めた、ということ以上に何かがあるわけではなく、猛スピードで流れている日々の中でそのことがどのような意味を持つのか、ということも説明し難い状況ではあるのだが、これくらい時間が経つと、どんなつまらないエントリーでも、それを書ける場所があること、そして、それを書けるだけの認知機能がまだ自分に残っている、ということの方に有難みを感じるので、「大した意義はなくても書く」と決めている次第。

最近では、新型コロナ禍に振り回された闇も明け、あちこちで開かれる「お久しぶり~」の飲み会に顔を出すことも多いので、必然的にここ数年を振り返る機会も多くなる。

そして、どこからどう振り返っても、「順調」という言葉でしか表現しようがないここ数年の状況を顧みて安堵すると同時に、こんな幸福な状態が果たしていつまで続くのだろう、という根拠のない不安感にも時々さいなまれていたりするし、一つ大台をクリアしたら、また次の大台を目指したい、と思ってしまう自分の中の際限なき欲望を感じつつ、それに一体どこまで付き合わないといけないのか、という冷静なもう一人の自分が問いかける、そんな状況に直面したりもする。

ただ、どれだけ今、煩悩とそれが呼び込む慌ただしさのループの中にいるとしても、自分のほんの少しの意思があればそこから抜け出すことはできるし、抜け出した後にはこの表現空間がある。

それが分かっているからこそ、大して心を乱すことなく日々過ごせているのだろう、と自分は思う。


ここからの1年、何がどう変わるかなんて予測することは極めて困難だけど、「変わらないもの」がこの世にちょっとでも残っている限り、これまで通り前を向き続けることはできるので、そのことを忘れずに、これからも一歩一歩進んでいければ、と思っている。

*1:本日2023年9月4日、である。

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