2007-01-23から1日間の記事一覧

出版社の災難(その2)

続いてもう1件、学術論文の無断翻訳が問題となった事件をご紹介したい。 「自然状態と私的所有権システムの生成」論文無断翻訳事件 東京地判平成19年1月18日(第46部・設楽隆一裁判長)*1。 本件は、『再分配とデモクラシーの政治経済学』所収の「自然状態と…

出版社の災難

刊行書籍・雑誌をめぐる著作権紛争が起きるとき、常にトバッチリを食らうのが出版社。 第一に著作権侵害の責めを負うのは執筆者の方だとしても、他者の著作権侵害作品を掲載してしまった以上、出版差止めのリスクにさらされることになるし、過失が認定されれ…

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