ホワイトデー狂騒曲

2日続けて同じネタで引っ張るのも何だが、
昨日会社に行って、いきなりかかってきた電話が、

「取引先からもらった義理チョコのお返しどうする?」

・・・(苦笑)。


周りを見回しても、
男性社員一人当たりの集金額を300円にするか500円にするかとか、
役員秘書室から降ってきた義理チョコの返礼を
誰が渡しにいくか、とか、そんな話ばっかり。
昼休みに走り回っている後輩たちが気の毒で気の毒で・・・


・・・っていうか、仕事しろよ! お前ら!


週末にデパ地下行った時は、
2月某日前のような、「ゴディバの大行列」にはなっていなかったので、
「所詮、ホワイトデーだもんな」と思っていたが、
昨日はさすがに混んでたのであろう。
早めに仕事片付けといてよかった(笑)。


昨日のエントリーにsophia_flosさんからTBをいただいているが、
ネタとはいえ、的確なご指摘ですな。


元々は、

「普段は告白できないとされる女性から男性へという構図」

を念頭において成立していた一連の行事は、
今や、

「ヘタレな男性にお膳立てを用意するための場」

に成り下がってしまったように思はれ。
嘆かわしい限りである(笑)。


もっとも、「贈与の流れを逆にする」という提案は、
経済学的所得配分理論の見地からは一見合理的に見えるものの、
「男は媚びるべからず」というソフトロー的社会規範を鑑みると*1
世の女性及び製菓業界に思わぬ不利益をもたらす可能性が大である。


今後の立法過程にも反映すべく、
「法と経済学」の視点からのより深い考察がなされることを望みたいw。


なお、個人的には、
2月の方でも3月の方でも良いから、
愛だの恋だのという勿体つけた冠をかぶせるのはやめて、
「自分のためにスイーツを買う(食う)日」でいいじゃないか!
と思うのだが如何?*2


以上、二日続けてネタ失礼。


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*1:ゆえに返礼に対する欲求よりも、規範に直面してそれを回避しようという動機が強く働き、「義理チョコ」への需要を大きく減殺することになることが予想される。

*2:無性に一人でケーキバイキングに行きたい日でも(どんな日だよ・・・)、とりあえず無難に女性を誘ってからじゃないと足を運べないヘタレな自分としては、男性が一人でケーキバイキングに行っても白い眼で見られない日が年に一日くらいあっても良いと思うのだ(笑)。

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