本ブログでも既報のとおり、
わが国における3月14日が、
「2月14日のバレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性がそのお返しとして贈り物をする日」
として、公権力に認定されたのは記憶に新しいところである*1。
(http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20060218/1140189646参照)
「あれ?今日って、ホワイトデーだったっけ?」などという
とぼけた言い訳はもはや通用しない。
ゆえに、1ヶ月前に職場で飛び交った義理チョコ返しのため、
わが所属部署を代表して、
職場の女性全員分のホワイトデーギフトを買い出しに出かけることに。
新入社員の頃は、
この手の役回りが常に回ってきたものだが、
ここに来てまた行かされるハメになるとは思わなんだ・・・*2。
何時もお世話になっている方々に渡すものではあるし、
元々人に渡すプレゼントを探すのは嫌いではない。
・・・っていうか、どちらかといえば、
人一倍(無駄に)時間をかけるタチであるのは確か。
だが、親しい関係にある相手なら、
ホワイトデーに“無難な贈り物(=菓子)”を贈ったりはしない。
ゆえに、会社ならではのこの慣習、
結構ギフトのチョイスに苦労する。
弁護士に折り詰め渡すわけじゃないから、
ヨックモックや和菓子盛り合わせ、ってわけにもいかんし、
地方の支店への陣中見舞いじゃないから、
人形焼を買ってくるわけにもいかん。
で、某ターミナル駅の東武と西武のデパ地下を行ったりきたり*3。
結局最後は、「自分が食べたいと思うスイーツ」という尺度で決定。
一応、それなりのものは用意できた(はず)*4。
地方で仕事をしていた頃は、
「地元のデパートに置いていないお菓子」を持っていけば
とりあえずは喜んでいただけたのだが、
長年の東京暮らしで目の肥えたお局お嬢様方のこと、
義理返しとはいえ、口に合わないとご立腹になられるかもしれないが、
すべての責任は、
「お前のセンスに任せる」
と言った課長にありますので、あしからず。
ちなみに、一時盛り上がっていた「特定菓子贈与禁止法」(笑)が
その後いかなる経緯を辿っているのか、自分には知るよしもないのだが、
好きでもないオヤジども男性に特定菓子の贈答を強制する
“義理チョコ”なる慣習は、
世の女性に多大なる精神的・金銭的負担を強いる悪慣習であり、
(それ以上に義理返しの買出しに行く末端男性社員の負担が大きいので)
とりあえず、この部分だけでも優先的に法案を成立させていただけないものかと
思っているのだが如何?