日経新聞の法務欄で、
「会社法難しすぎる?」という記事が掲載されているが*1、
個人的には口語体で、項番号が振られただけで、
旧商法会社編に比べれば、条文としては
かなり分かりやすくなったと思う。
・・・っていうか、あれ以上簡単に書いたら、
実際の制度を記述することができなくなる。
難解さがあるとすれば、
そもそも複数の会社形態を設けていることや、
機関設計、株式の種類等を必要以上に多様化させたことに
起因するのであって、
それは条文の問題ではなく、
制度設計の問題、というべきだろう。
というが、
こと会社法に関して法制局に責任転嫁するのは、
気の毒な気がしてならない。