涙なしには見られない。

ハチミツとクローバー2』。
放映3回目にして、ようやくちゃんと見る。


何が凄いって、
ユニコーンが色つきで出てくるその迫力(笑)。



◆◆
それはさておき、出たなぁ・・・。

「原田くん、待っていて。もうすぐだから。」

という理花のセリフ。


「トラウマかかえている薄幸な大人の女性」に惹かれる
オトコの気持ちは痛いほど分かるし、
自分が真山なら、間違いなく山田あゆより理花に
目が行ってしまうんだろうけど、
自らの経験則に照らし、

「やめとけ、お前、最後は必ず不幸になるから・・・」

とテレビの前で真山に向かって叫んでいる自分がいる・・・orz。


パソコンモニターの中の
吹きっさらしの北の大地の写真が伏線になって、
次週あたりに出てくるであろう“衝撃のシーン”*1につながり、
コミックの中では、その後、
まぁ良い方向に向かってますね、パチパチパチ・・・、
という展開になっているわけだが、
それでも、うーん・・・。


◆◆
もう一つ、この回のヤマは、

「どうしようもなくなったら俺を呼びな」

といった決め台詞吐いた後に、
「なぜなら・・・」
と吐いてしまった野宮(笑)。
青春スーツ再装着完了(笑)(笑)。


あのシチュエーションで、
何も言わずに東京に送り返せ、というのが無理というもの。
どこまでも親しみが湧くなぁ、このキャラ(笑)。


◆◆
この作品を見るたびに、
よくもまぁ、ここまで集めたものだ、と思ってしまうほどの
青春のパッチワーク。


現実には、
ここまでいい人ばかりに囲まれた環境なんてそうそうないし、
(大体下世話な噂で足を引っ張る人間が一人はいるし)
この年頃で、
ここまで一途に思い続けられるだけの根性を持っている人間も
そうそういないんだけれど、(心はともかく・・・・ね。)
学生の頃の出来事が、
遠い日の花火になりかけている自分にとっちゃ、
カタルシスを得られる格好の素材でもあるわけで、
このシリーズ、涙なしには見られなくなりそうである(たぶん。)。

*1:鉄道会社も真っ青、良い子は決して真似してはいけないシーンである。

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