結果、出たようですな。

「最難関」と言われる大学に
たくさん合格者を送り込む学校だからといって、
その学校が優れた教育を行っている、と断言できるわけでもなければ、
その学校の出身者がみな優秀だという証明にもなるわけでもない*1


それと同じで、
新司法試験の合格者数や合格率を
直ちにその大学の教育の質だの、個々の学生の質だのに
結び付けて考えるのは短絡的な発想だと思う。


だが、先輩が結果を残せば、
何となく「自分もできる」という根拠のない自信が生まれて、
次の代以降も勢いで結果を残していく、と言う現象が
受験界でまま見られる、というのも事実。


勝負ごとには“雰囲気”が何よりも大事だから。


その意味では、スジのいい教育を行っている(と見られている)学校が、
1回目の試験できちんと結果を残したことは、
法科大学院というシステムの今後を占う上で、
極めて意義のあることだったのではないだろうか。


いずれにせよ、おめでとうございました。>合格者の皆様

*1:それは何よりも筆者自身が証明している・・・(苦笑)。

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