訃報欄を見ていたら、元東京高裁部総括判事の瀧川叡一氏が86歳で逝去された、という小さい記事が掲載されていた。
瀧川元判事といえば、昭和末期に高裁知財部の部長としてご活躍され、退官後も特許訴訟に関する論文を多く公表されている御方であり、特に審決取消訴訟の審理制限に関する論稿が、この分野で戦う近年の研究者の論文に多数引用されていたのは記憶に新しいところである。
- 作者: 滝川叡一
- 出版社/メーカー: 信山社出版
- 発売日: 1991/04
- メディア: 単行本
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心よりご冥福をお祈りしたい。