2016年8月15日のメモ

さすがにこの時期だから、普段と比べれば比較的緩やかなペースで仕事ができるのだけれど、かといって、悠々自適で定時退社できるほどの余裕があるわけでもない、というのが、もどかしいところではある。

しかも慢性的な寝不足という“五輪病”の症状で、少々だるい体を引きずっているのが切ない。

地方公務員試験 申し込み減

日経紙の1面に、「民間企業の採用増が地方公務員離れに拍車をかけている」という記事が載っている*1が、景気の良い時は当たり前の現象で、とりたてて問題視するような話ではないと思っている。むしろ、民間の採用が絞られて就職先がなくて地方公務員に殺到する、という状況の方がはるかに不健全なわけで。

そして、こういう状況の中、それでも国のために、地域のために、と公務員を目指してくる人が、将来一番輝くはず*2

SMAP、突然の解散発表でTV局困惑?

昨日のエントリーで、深夜に突然流れたテロップに憤懣やるかたなかった思いをぶちまけたところだが、週明けになって、日経紙にいかにも“らしい”切り口の記事が載っている。

「メンバーをテレビCMに起用する企業の多くは、14日未明の突然の解散発表に戸惑いを隠さない。」*3

ということで、CMのイメージを重視している会社にとっては、“解散”そのものよりも、そこに至るまでのメンバー間のゴタゴタぶりが白日の下に晒されてしまった(公式発表のコメントだけ読んでも分かってしまう)ことの方が痛いのではないかと思うが*4、デビューから25年、とうの昔に新鮮味も失われている彼らは、CM業界的にも替えの利かない存在では決してないような気がしていて、年が変わる頃には全く異なる構図になっている可能性も高いのではなかろうか。

なお、個人的には、この1年間だけ見れば、SMAPよりSEALDsの方がよほど世の中に与えたインパクトは大きかったと思っているので、“解散”を取りあげるのであればこっちの方にテロップを流してほしかった、と思わずにはいられない。

ポケモンGO」の利用規約

今日の日経紙の法務面は、「ポケモンGO」の規約にフォーカスを当てており、プライバシーの問題から紛争解決、仮想通貨の問題に至るまで、一般紙としてはなかなかないレベルで詳細な解説を加えている*5

グローバル仕様で作られている規約だけに、日本の中ではそれほど意味をなさないのではと思われる内容も散見されるし、特に、仲裁による解決の合意条項や集団訴訟提起権の放棄等を定めたくだりなどは、現実に契約規範としてそのまま適用されることを期待するのは、いささか無理があるような気もするが、いずれにしても、この平和な日本で実際にこの規約の内容をめぐって攻防が生じるようなことにならないことを願ってやまない。

テニスの五輪男子シングルスで、錦織選手銅メダル。

今日の寝不足の最大の原因はこれである。

対戦成績では大幅に負け越していたとはいえ、近年は負傷続きでコンディションも(おそらく)万全ではなかったナダル選手が相手だっただけに、「96年ぶりのメダル獲得」という結果自体に違和感は全くない。
ただ、寝る前には楽勝ムードだったのに、その後タイブレークに突入してセットを落とし最後のセットにまで勝負がもつれ込んだ、という話を朝聞いて、さすがナダル、これが五輪、と思ったりもした。

そして、ちょっとした好奇心で第2セットをそのまま見続けていたら、自分は何時間寝られたんだろうか・・・ということを考えると、早めに寝床に入ったのは実に正解だった。

「僕はもう速い選手じゃない」と言わせたのは誰?

五輪の陸上がいよいよ本格的に幕を開け、男子100mの予選も始まった。
山縣亮太選手、ケンブリッジ飛鳥選手が、上位2位に入って堂々の「着順」で準決勝進出を果たす一方で、桐生祥秀選手が自己ベストには程遠い記録で予選落ち。

国内選考会での結果がそのまま出た、といってしまえばそのとおりで、マクロな視点では想定の範囲なのだが・・・といったところだろうか。

若くして「0秒台に最も近い男」に祭り上げられた桐生選手が、ここに至るまでどれだけ苦難の道のりを歩んできたか、到底想像の及ぶところではないが、

「僕はもう速い選手じゃない」(日本経済新聞2016年8月15日付朝刊・第27面)

とまで本人に言わせてしまうほど、みんな寄ってたかって桐生選手にプレッシャーをかけていたのだな、と思うとちょっと寂しい気持ちになる。

*1:日本経済新聞2016年8月15日付朝刊・第1面。

*2:個人的には、将来的に公的な仕事に就くにしても、一度は民間部門、それも現場に近いところで、一円一銭を積み重ねる仕事を経験しておいた方が良いのでは?と思うところではあるが。

*3:日本経済新聞2016年8月15日付朝刊・第5面。

*4:どんなに爽やかなイメージでCMに使われていても、視聴者がそのタレントを見て、「舞台裏でジメジメした喧嘩をしてるんだよなこいつは」(週刊誌ネタの聞きかじり)という印象を抱いてしまったら、かえって逆効果である。

*5:この企画自体は、ちょっと前に、どこぞやかのブログで書かれていた分析記事のアプローチとも共通しているところがあり、“二番煎じ”感はないでもないのだけれど(笑)。