ボーっとしている間に、世の中は春の学会シーズンに向けて動き出しているようで、大変有難いことに、関係者の方からご案内をいただいた。
著作権法学会 2008年度研究大会
- -
日時: 2008年 5月24日(土) 10:00〜17:00
場所: 一橋記念講堂(学術総合センター2階)
(東京都千代田区一ツ橋 2−1−2)
http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.html
- -
<個別報告>
村井麻衣子(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科講師)
「フェア・ユースにおける市場の失敗理論をめぐって」
<シンポジウム> 「権利制限」
(司会)上野達弘(立教大学法学部准教授)
上野達弘(立教大学法学部准教授)
「総論」
横山久芳(学習院大学法学部准教授)
「英米法における権利制限」
駒田泰土(上智大学法学部准教授)
「大陸法における権利制限」
小島立(九州大学大学院法学研究院准教授)
「条約における権利制限」
島並良(神戸大学大学院法学研究科教授)
「権利制限の立法形式」
飯村敏明(知的財産高等裁判所判事〔部総括〕)
「著作権侵害訴訟における権利制限の主張と判断」
山本隆司(弁護士)
「権利制限の共犯従属性」
- -
参加費:会員無料 (非会員:学生500円、一般2000円)※事前登録不要
※学会のHPにも、同様の告知が掲載されているので、ご参考までに。
(http://www2.odn.ne.jp/~aaf77690/activity/20080524.html)
シンポジウムのテーマは今が花盛りの「権利制限」だし、個別報告からシンポジウムまで、登場される先生方は、これからの時代を担う綺羅星の如き、若手・中堅の先生方である(そして、そんなメンバーに混じって、飯村総括判事、山本弁護士といったお馴染みの実務家が登場する豪華布陣)。
こんな素晴しい機会を逃すわけにはいかないぞ!
さあ、今年も急げ、一橋記念講堂に・・・・!
と、ついつい勢い余って、ドラリオン(@フジテレビ)の宣伝のようになってしまったが、実際、このテーマにこの発表者、そして司会が(法教でもお馴染みの)上野准教授、と来れば(笑)、当業者としては、お願いされなくても足を運びたいと思うのが当然のことだろう、と思う。
毎年のように行き損なっていて、今年こそは、と思いつつ、時節柄今回も半ば諦めている筆者であるが、少しでも多くの人に会場に足を運んでいただき、(あさっての方向に飛んでいくようなフロア質問をして司会者を困らせることなく)、ハイレベルな議論に耳を傾けていただけるよう願う気持ちは、関係者の皆様にも決して勝るとも劣らない*1と自分では思っているので、ご案内にお応えできない非礼については、どうかご容赦いただければ幸いである。
*1:この業界における様々な議論をより建設的に、よりハイレベルに、より活性化する、という観点から・・・。