確かにまだ新型インフルエンザウィルスは生きている。
とはいえ、メディアの報道の嵐が一息ついた今になってこんなニュースを聞くと、いまさら、という感は否めない。
「30、31日に開催される東京大学の学園祭「五月祭」で、運営にあたる東京大学五月祭常任委員会は発熱者の入場自粛を要請する。新型インフルエンザの感染拡大を予防する。発熱していない人にもマスクの着用を求める。」
「入場自粛の対象は37.5度以上の発熱者と体調不良者。新型インフルエンザに感染すると重症化するリスクが高い妊婦などにも来場を控えるよう呼び掛ける。」
「模擬店などの企画に参加する学生には体温記録の提出を義務付ける」
(日本経済新聞2009年5月30日付朝刊・第39面)
公式HPはこちら。
http://www.a103.net/may/82/visitor/influenza.html
そもそも今年のテーマが、「Academic Pandemic」で、一時は不謹慎との声も上がっていただけに、余計に気を使ったのかもしれないが、個人的には「そこまでせんでもええよ」とどうしても思ってしまう。
こんなトピックでもなければ、五月祭が新聞に載ることもない*1だろうから、それはそれで良いのかもしれないけれど。
「五月祭は今年で82回目。期間中に8万人の来場を見込む。」
過ぎた歳月を振り返りたくなるような心境では今はないのだけれど、「82」という数字を見ると、ちょっと頭がクラクラしてくる・・・(苦笑)。
そう・・・ 思えば、遠くに来たもんだ。
*1:後は著名な政治家が講演に来た時くらい・・・。