どこかでご紹介しようと引っ張っていたら、申し込み期限(7月24日)ギリギリでのご紹介、ということになってしまった。
弁理士会等々、既にあちこちで周知されている事柄だとは思うが、画期的な試みに敬意を表しつつ、本ブログでもご紹介しておくこととしたい。
◆北海道大学サマーセミナー「最近の知的財産訴訟における実務的課題‐著作権・不正競争・商標編‐」
(http://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/events/seminar/summer09.html)
ホームページ等に掲載されている概要は、以下のとおり*1。
<対象>:知的財産事件に携わる実務家(弁理士、弁護士、企業の知的財産部員等)
<期間>:2009年8月5日(水)〜 8月9日(日)
[午前]10:00-12:30 [午後]14:00-16:30 (質疑応答、休憩を含む)
※一部の講義のみを選択して受講することも可能です。
<場所> :北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟 3F 301号室
<受講費>:無料
※本センター運営のための「研究奨励寄附金」へのご協力をお願いしております。
<講師>
田村善之(北海道大学情報法政策学研究センター長・大学院法学研究科教授)
青木博通(弁理士・ユアサハラ法律特許事務所パートナー)
安藤和宏(北海道大学大学院法学研究科特任教授)
吉田広志(北海道大学大学院法学研究科准教授)
<講義日程>
日時 講義テーマ 講師 単位数
8月5日(水)
午前 著作権法(引用) 田村 2
午後 著作権法(間接侵害) 田村 2
8月6日(木)
午前 著作権法(著作隣接権) 安藤 2
午後 著作権法(音楽著作権の実務) 安藤 2
8月7日(金)
午前 不正競争防止法(形態の保護) 田村 2
午後 不正競争防止法(侵害警告) 吉田 2
8月8日(土)
午前 一般不法行為による知的創作物の保護 田村 2
午後 商標法(立体商標) 青木 2
8月9日(日)
午前 商標法(広告と商標権侵害) 青木 2
午後 商標法(並行輸入) 田村 2
<申込方法>
下記必要事項を明記のうえ 7月24日(金)までに下記事務局までE-mailまたは郵送にてお申込みください。
1.氏名・所属
2.弁理士の方は日本弁理士会の継続研修希望の有無/日本弁理士会会員の方で、継続研修の単位の認定申請を希望される場合は、登録番号および受講証明書を希望する旨を明記してください。
3.一部の講義のみ受講を希望される場合は、希望される講義テーマを記載してください。
4.懇親会への参加の有無(8月7日(金) 於・北海道大学構内 会費5000円)
<連絡先>
北海道大学情報法政策学研究センター サマーセミナー事務局
〒060-0809
札幌市北区北9条西7丁目 北海道大学大学院法学研究科グローバルCOE事務局気付
E-mail: coeipjuris.hokudai.ac.jp
※スパムメール対策のため特別な表記をしております。送信の際は「」を「@」に変更ください。
<その他>
修了証書(受講証明書)は、北海道大学情報法政策学研究センター長名で発行いたします。
講義では、毎回出欠を確認します。
名刺をお持ちの方は、ご持参願います。
航空券・宿泊施設の手配は各自でお願い致します。北大生協では参加者のためのパック旅行を取り扱っております。希望される方はご参照ください。
センターでは「研究奨励寄附金」へのご協力をお願いしております。これはサマーセミナー受講の条件ではありませんが、趣旨ご理解の上ご賛同いただける方はご協力いただけると幸いです。
お申込み時にご提供いただいた個人情報は、本人の同意がなく第三者に開示・提供することはありません。サマーセミナーの目的以外で利用することも一切ありません。
<主催>
北海道大学情報法政策学研究センター
北海道大学大学院法学研究科グローバルCOEプログラム「多元分散型統御を目指す新世代法政策学」
これだけの実践的なテーマ&著名講師陣の講義を丸5日間「無料で」受講できる、というのが、どれだけ恵まれたことか、というのは、日ごろ、ト●ソンブラン●ィその他の有料セミナーの受講料のやりくりに頭を悩ませている企業担当者であれば*2、身にしみて感じられることではないかと思う*3。
しかも、8月上旬の札幌、という、絶好のロケーション&時期設定。
向上心のある実務担当者なら、会社に金出してもらおう、なんて調子のよいことを考えずに、自腹で行く価値のある中身だと思う。
まだ申し込まれていない方がいたら、是非とも連休の間にご一考されたし・・・*4。
で、これだけ推奨しながら、筆者自身は物理的に参加するのが困難な状況で、今年は到底馳せ参じられないのが申し訳なく、かつ残念な限りである。
じきに休みが自由に取れる環境に戻れるだろうし、このセミナーが今後もコンスタントに毎年開講されるようであれば、早いうちに行ける機会は巡ってくると思うので、楽しみは先に取っておこう、と自分を慰めているのであるが・・・。