まだ震災と原発事故のショックが癒えきらない頃、このブログでは、北海道大学情報法政策学研究センターの「サマーセミナー」(http://www.juris.hokudai.ac.jp/riilp/events/seminar/summer11.html)をご紹介していた*1。
当時は東電管内特有の話だったと思われていた、“原発ショック”による夏場の節電は、その後全国的なミッションとなってしまい、どこのエリアに行っても冷房は控えめ、照明も控えめ・・・といった、過ごし難い夏が続く*2。
こういうときは、やっぱり何もなくても涼しいところに、ということで、まだ締切には間に合う(8月12日まで)北大のセミナーに是非とも申し込み・・・と行きたいところ。
もっとも、考えることは皆同じ。
8月というのは、そうでなくても千歳行きの飛行機のチケットが高騰し、宿泊先の確保も大変な時期だけに、それに輪をかけた北海道ブームが到来しそうな今年、果たして現地への足と、落ち着いた滞在先を確保できるのか・・・。
以下で再掲する豪華な講義ラインナップ(しかも受講費無料)を考えれば、4泊5日カプセルホテル暮らしでもいいような気がするのだけれど(笑)、これからの申し込みをお考えの方には念のため。
8月25日(木) 午前 デジタル化時代の著作権法制度 田村善之教授
午後 著作物の保護範囲 安藤和宏氏
8月26日(金) 午前 音楽著作権ビジネスの現状と課題 安藤和宏氏
午後 パブリシティ権 田村善之教授
8月27日(土) 午前 意匠権侵害の判断基準 青木博通弁理士
午後 商標法における普通名称・記述的表示の取扱い 田村善之教授
8月28日(日) 午前 インターネット時代の商標法 田村善之教授
午後 不正競争防止法の戦略的活用 青木博通弁理士
*1:http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20110417/1303051331
*2:むしろ東電管内の方が、事業者の徹底した節電努力と、夏場に入って気温がそんなに上がらない、という異常気象の到来ゆえ、電力量的には余裕がある、というのが何とも皮肉なこと。