失望と、幻滅と。

会社でもなんでも、「組織」というものが、滅亡の道ではなく、緩やかであっても前進していくことを目指すのであれば、程度の差こそあれ、リスクに挑む姿勢は必要だし、だからこそ、法務部門のようなリスクレビューを司る部門の人間にこそ、取れるリスクは取る勇敢さが必要、というのが、自分が長年信念として抱き、行動の中で掲げていたことだし、その程度の勇気がなければ、経営上層部が無謀なリスクテイクをしようとして突っ走る、という「本当の危機」に直面した時に体を張ってストップをかけることも到底できない、というのが、これまでの経験の中で自分が学んできたこと。

それが・・・。


目の前で価値観を根本から覆すような対応を見せられ、根っこから何かが腐っている状況を目の当たりにして、開いた口が塞がらない、というのが今の率直な心情である。

自分がもっとも大切にしている価値観が歪んだ世界。
そんなところで、空気に合わせて、筋を曲げてまで生きていくことはできない。

それが、一晩悩むまでもなく、自分が出した結論である。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html