長い連休だったか、短い休みだったかは人それぞれだろうが、
大勢の人が揃って「令和」を迎えるのは今日が最初、という方は決して少なくなかったのではないかと思う。
休みの間にテレビの特番を見て、何となく「新しい」気持ちになって職場や学校に行った人は多かったのだろうけど、同時に「行ってみたら何も変わってなかった」、という現実を突きつけられた人もまた多かったのではないかと推察している。
これは、元号の変わり目でも、年の変わり目でも同じ。
世の中が何となく動いているからといって、自分の身近なところにあるあれこれが変わるわけではないし、
ましてや、自分自身が急に変わるわけではない。
だけど、だからといって、失望したり、絶望したりする必要はないわけで・・・。
何となく、元号が変わってから、天候も国際情勢も競馬も株式相場も荒れ気味で、(大手メディアはまだどこも突っ込まないけど)正直、世の中一般を見れば「平成」と比べて「令和」がいい時代になるような雰囲気は全くないのだけど、その中で生きている一人ひとりがそんなムードに飲まれる必要はないのだから、足を止めずに一歩一歩、地道に歩いていけばよいのだ、と自分は思っている。
歩いている道が、成功への近道なのか、それともとてつもない回り道なのか、は分からないけど、歩いていけばどこかにはたどり着くのだから、道すがら何かしらか楽しいことを見つけながら歩いていくのが一番賢い人生。そして、そう信じている限り、どんなに弱い個人でも、「時代の波」に飲まれることは決してない・・・。
そんな気持ちで。