2020年3月のまとめ

先月以上に、輪をかけて「新型コロナウイルス」の脅威がヒートアップした、長いようで短かかった1か月が終わった。

この話題に触れ始めた頃は、まだまだ「大した話じゃない」「自粛よりも経済活動を!」みたいな声の方が優勢で、とても肩身の狭い思いをしていたのだが、31日間過ぎるうちに、当たってほしくない予想が次々と現実のものとなり、今では自分のスタンスよりもはるかに過激な「引きこもれ!」的な声がSNSの世界を跋扈するようになってきている。

自分は感染症の専門家でもなければ、預言者でもない。

他の人たちが慌てふためく姿を指さして笑えるほど、冷静に日々を過ごせている自信もない。

ただ、ここに来て、仕事でも家庭でも、この20年ちょっとの間、知らず知らずの間に自分の中に染みついていた「リスクと向き合うために必要なマインドと直感」が、多少なりとも役立てられているのかな、と思うことはままあるわけで*1、この非常事態の真っただ中、まずは「自分自身が生き残ること」を最大の目標としつつも、ひっそりと、どこかで、誰かのためになることができればな、と思っているところである。

ちなみに今月のページビューは28,000強で、3月の数字としては、実に7年ぶりのアクセスだった(セッション18,000強、ユーザー10,000強)。

ここ数年は、年度末であれやこれや追われている中で、ブログに目を向けている余裕もなかった3月。

今年も相応に仕事には追われていたはずだが、その中身が、BCP的な対応とか、3月総会といった、まさに旬のネタにフォーカスできたことと、仕事外の時間の自由度がこれまでと比べてはるかに増したことが、様々なネタを提供する機会を得ることにつながったのではないかと思っている*2

まだまだ立ち止まりたくはないタイミングではあるのだけれど、今は、少々足踏みしてでも、とにかく体を大事に、そして明日どうなるか分からない状況の中、一日一日を悔いなく過ごすのだ・・・という思いで、したたかに生き延びていければ、と。

<ユーザー市区町村(3月)>
1.↑ 大阪市 1209
2.↓ 千代田区 1,106
3.→ 港区 1,033
4.→ 新宿区 991
5.→ 横浜市 914
6.→ 名古屋市 355
7.→ 渋谷区 313
8.→ 世田谷区 294
9.→ 中央区 228
10.圏外 札幌市 188

今月は大阪市からのアクセスがすごかったな、という印象。

あと、一時期とても心配だった札幌市から、結構アクセスがあったのは嬉しくて、「社会的距離」を保つにはちょうど良い環境でもあるだけに、日本の復活は「北」からやってくると、自分は信じている。

続いて検索ランキング。

<検索アナリティクス(3月分) 合計クリック数 2,440回>
1.→ 企業法務戦士 255
2.↑ 企業法務 ブログ 88
3.↑ 東京スタイル 高野 62
4.↑ 企業法務戦士の雑感 44
5.圏外ダウンロード違法化 2020 38
6.↑ 企業法務 28
7.圏外高野義雄 28
8.圏外違法ダウンロード 2020 25
9.圏外電話ボックス 23
10.↓ 高野義雄 東京スタイル 21

故・高野社長関係の検索が多いのは変わらないのだが、「違法ダウンロード」関係のアクセスが多かったのは、最近そんなに大した記事を書いていないことを考えると、ちょっと意外な気もする。

むしろネタ的には、断トツで今月のトップツイート(インプレッション11,130)となった以下の記事のキーワードリンクで飛んできてほしかったところだけど・・・。

k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

なお、2カ月ぶりに紹介する書籍売上では、↓の本がとにかくよく売れた。

<書籍売上ランキング(3月分)>
1 年報知的財産法2019-2020

年報知的財産法2019-2020

年報知的財産法2019-2020

  • 発売日: 2019/12/18
  • メディア: 単行本

まぁ当然と言えば当然だが、長く続いている良い企画だけに、この本を紹介した記事*3ともども、引き続き強く推挙させていただくこととしたい。

*1:詳しくは1日付の「2年目突入記念エントリー」の中で書ければ、と思っているが・・・。

*2:ちなみに、一連の「コロナ禍」で世の中の多くの事業者が悲痛な叫びをあげている中、1Q(1-3月期)の数字は、対前年比でトップラインで+26%、ボトムに至っては∔161%くらいになっていて(もちろん、1年前はまだ純粋給与所得者だったから、税金の支払いタイミング一つとっても違うことは考慮しないといけないのだけど、税引前の比較でもざっと倍増。毎月帳簿を閉めるたびに、サラリーマンというのがいかに無駄な支出の多い人種だったか、ということを改めて思い知らされる日々である)、申し訳ないような気持ちになる。ご多分に漏れず、この一連の「禍」の中で先々の予定が軒並み吹っ飛んでしまったので、来月からはひたすら「生活防衛」に徹しないといけなくなりそうな状況ではあるのだが、それでも無借金で三食食えるだけの生活はできそうな分、個人事業主としてははるかに恵まれている。これを感謝せずして何を・・・というところではある。

*3:こんな時だからこそ目を向けたい今年の知財法の動き&マリカー知財高裁終局判決への雑感を少々。 - 企業法務戦士の雑感 ~Season2~

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