無事是名騎手、的な。

新しい年を迎え、かたや能登半島地震に端を発した異常事態が進行しつつ、平行してカレンダー通りのイベントも粛々と・・・という不思議な日々が続いているのだが、これもまた平時のイベント、ということで「2023年度JRA賞」(調教師・騎手部門)が発表された。

最多勝、最高勝率、最多賞金、といった「数字」で決まる部門に関しては、昨年のうちに決着がついていたので、今回特に真新しい話が出てきたわけではないのだが、興味深かったのは「MVJ(Most Valuable Jockey)」の結果。

毎年、議論を呼び起こすこのタイトルだが、今回も、最多勝、最多獲得賞金の二冠に輝いたC・ルメール騎手でも、圧倒的なレベルで最多勝率のタイトルを手に入れた川田将雅騎手でもなく、松山弘平騎手が初めて獲得する、という意外な結果となった。

多くの識者が指摘するように、このタイトルは、馴染みのある「勝利度数」「勝率」「獲得賞金」という要素に加えて「騎乗回数」もポイントにカウントされる、という点がキモになっていて、

・勝利度数や獲得賞金がどれだけ突き抜けていても、後続に付けられるポイント差は順位刻み(×1点)の点差のみ。
・リーディング上位のベテラン騎手になればなるほど、騎乗回数は抑える傾向がある(その結果、ポイントが付くトップ15にも入らず、ここで大差がつくことになる)。

という仕組みが作用した結果、大逆転が起きる、というのが意外性を生み出す要因だったりもする*1

それゆえ、「馬を勝たせてこそ騎手」という視点で見ればフラストレーションが溜まる、ということになるのだろうが・・・


個人的には、多くのレースに乗れる、ということも騎手にとっては欠かせない要素だよな、と思っているところはあり、巷でよく言われるような、馬主や調教師からの信頼あってこそ、というのはもちろんのこと、長期間の離脱を余儀なくされるような制裁を受けていない*2とか、大きな負傷やコンディション不良に見舞われていない、というのも(運の要素が大きいとはいえ)大事なことだと思うので、決め方としてはこれで良いのではないかな、というのが率直な感想なのだが、それは自分が今回このランキング制度で上位に来た騎手たちを贔屓目で見ているから*3だったりもするのだろうか。

なお、せっかくなので、過去のエントリーの例にならい、昨年(2023年)中にお世話になった騎手たちをデータで振り返りつつ、合わせて今年の開運も願うことにしたい。

<購入金額ランキング>
1.ルメール 回収率94%
2.横山武史 回収率89%
3.松山弘平 回収率66%
4.戸崎圭太 回収率64%
5.岩田望来 回収率83%

<回収率ランキング>
1.菱田裕二 回収率139%
2.古川吉洋 回収率135%
3.丸田恭介 回収率130%
4.森 一馬 回収率128%
5.長岡禎仁 回収率126%

*1:今回の松山騎手も勝利度数、獲得賞金は4位、勝率は8位だが、騎乗回数がトップで、ルメール、川田両騎手がこの部門でポイント「0」に終わったことで大逆転受賞。という結果となった。

*2:昨年の携帯電話使用事件の生々しい記憶もあるだけに・・・。

*3:2年前の正月のエントリーよりk-houmu-sensi2005.hatenablog.com

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