金杯は荒れるに限る。

今年は曜日の並びの関係で正月休みは「3が日」できれいさっぱり終了し、加えて日本全国仕事始めの4日は運悪く火曜日、ということで、実質一週目からフルスイングしないといけない、というなかなかハードな始まりになっている。

乗り切れば世間は「3連休」、でもまだまだ遠いなぁ、という状況なわけだが、そんな時だからこそ、毎年恒例の中央競馬開幕日「金杯Day」は、ちょっとしたオアシスだった。

誰が言ったか金杯で乾杯」

だが当のメインレースは東西ともにハンデ戦、しかも群雄割拠の芝2000m、芝1600mのGⅢ戦だから、それがそう簡単に実現するはずもない。

今年に関しても、中山金杯では勝ったレッドガランと何とか3着に滑り込んだヒートオンビートくらいまでは予想の範疇に入っていたものの、2着に伏兵スカーフェイスが飛び込んで馬連万馬券

京都金杯に至っては、勝ったのが同じキャロットでもヴィジュネルではなくザダル(7番人気)。2着にはもう老いぼれたと思っていた東京巧者・8歳馬のダイワギャグニー(11番人気)*1、というとんでもない展開で、こちらも馬連万馬券、ワイドですらすべて4ケタ配当、という決着に・・・。

当然ながら、見事なまでの”初滑り”ということになったわけだが・・・。


金杯」をキーワードに過去のエントリーを記事をあさっていたら、「メインすら的中」「あわやWIN5的中」という驚愕の一日を味わった年があったことを思い出した。

k-houmu-sensi2005.hatenablog.com

ちょうど3年前、2019年。

だが、この「荒れなかった金杯Day」の数カ月後、荒れに荒れたのは自分の人生。。。orz

もちろん、その後の結果はオーライだし、こんなところで験を担いでもしょうがないとは思うのだけど、心穏やかな一年を過ごそうと思うなら金杯は荒れるに限る、というのが超私的格言かな、と思ったりもして、この日の不運の慰みにしているところである。

なお、ちょうど騎手・調教師の昨年のJRA賞受賞者も決まったタイミングで、この3年前のエントリーを見てついでに備忘的に残しておこうと思ったのが、2021年の騎手別投票成績。

<購入金額ランキング>
1.ルメール 回収率73%
2.福永祐一 回収率59%
3.松山弘平 回収率120%
4.戸崎圭太 回収率100%
5.三浦皇成 回収率76%

<回収率ランキング>
1.小坂忠士 回収率310%
2.坂井瑠星 回収率241%
3.植野貴也 回収率185%
4.小崎綾也 回収率169%
5.平沢健治 回収率155%

2年前は購入金額上位騎手の回収率がひどすぎて、なんだかなぁという感じだったのだが、昨年に関しては、「迷ったときの松山騎手」に結構救われた感覚があって、データ上もそれが裏付けられている。そして回収率ランキングの上位5名中3名が障害メインの騎手たち、というのも最近の嗜好を思いっきり反映してくれているような気がして・・・。

ちなみに今年の最初の一日は、横山武史騎手絡みで4レース購入して全的中。また自分の戦略からはズレたものの、西では松山騎手が4勝固め打ちで瞬間的にリーディングの座についている。

いつものごとく、年末年始の休みが長いルメール騎手が本格的に戻ってくればまた違う風が吹くのだろうけど、昨年までの勝ち鞍の差がいったんリセットされているこの1月、東は横山武史、西は松山弘平、ということで、スタートダッシュを決めてそのまま新しい時代を作ってほしいなぁ・・・とささやかに願うところである。

*1:そもそも開催が京都でも阪神でもなく左回りの「中京」だ、ということをすっかり忘れていたからなおさら選択肢に挙げようがなかった。

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