2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年7月のまとめ

結局、月が替わっても状況は変わらず、せわしなくバタバタと駆け回っている間に、あっという間に1ヶ月が過ぎて行ってしまった。「忙しい」という言葉を、どの程度の状態を表すものとして使っているか、というのは人それぞれだし、それゆえに「忙しい」と呟い…

「出版者の権利」はどこに向かうのか?

昨年以来、出版者隣接権創設、電子出版権創設、現行出版権の拡大(いわゆる中山提言)と、様々な案が目まぐるしく登場してきた「出版者の権利」問題だが、文化審議会著作権分科会に出版関連小委員会が設置され、審議が開始されてから3ヶ月も経たないうちに、…

江戸の仇は長崎で・・・か。

29日付けの日経の法務面に掲載された「内閣府の消費者委員会が消費者契約法の改正に向けた論点整理案をまとめた」というニュース*1。記事の中にメインで掲載されているのが、専ら「ネット取引に関する消費者保護ルールの整備」だったこともあり、一瞬読み流…

東アジアカップから見えた光明。

ダイナスティカップから看板を掛け替え、今回で5回目を迎えるサッカーの東アジア杯。 ライバルは、韓国と、良くてせいぜい中国くらいしかない大会なのに*1、2度の地元開催を含め、なかなか優勝に手が届いていなかった日本が、かつての天敵・韓国のホームタ…

人生いろいろ、実務もいろいろ 〜 BLJ2013年9月号より

相変わらず、発売と同時に・・・というわけにはなかなかいかないのだが、今月もBLJの最新号をご紹介しておくことにしたい。BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2013年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: レクシスネクシス・ジャパン発売日: 2013/…

“圧勝”の先にあるもの。

前回の国政選挙からわずか半年余りで行われた参院選。結果は、大方の予想通り、自民党が過去最多の改選65議席を確保して6年ぶりに参議院第1党に復帰する、というものとなった。これまで、選挙のたびにこの国の政治の複雑さを演出してきた気まぐれな民意も、…

明かされた手の内?

昨年の政権交代以降、どちらかと言えば前のめり気味に、TPP交渉に向けた動きが加速している。現在暗礁に乗り上げてしまっているように見えるWTOと同様、多国間で経済連携の枠組みを作る、というのは極めて難しい作業だけに、「成長戦略」等々のお題目に振り…

金子勇氏の死を悼む。

21世紀初頭に「Winny」開発者として一躍“時の人”となったプログラマー・金子勇氏が、急性心筋梗塞により42歳という短い生涯を終えた、ということが報じられている・・・。自分が、金子氏のお名前を聞いて思い出すもの、と言えば、2004年5月に逮捕されて以降…

コンフェデは眠れる日本代表の目を醒まさせたのか?

歓喜と悔しさが入り混じった南アフリカW杯の記憶は、今でもついこの前のことのように蘇るのに、早いものであっという間に3年。 1年後のW杯を控えるブラジルの地で、コンフェデレーションカップが開催された。日本代表にとっても2005年のドイツ大会以来、2大…

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