空の青さ、海の青さ

3連休の間、行った先のホテルにずっと連泊していたのだが、
初日に予定を済ませ、
2日目になって天気もかなり良くなったので、
少し足を伸ばすことにする。


電車に揺られ、外に見える海を眺めながら、
運河とアンティークで有名な街に向かう。


このあたり、ドライブで何度も通り過ぎたことはあったのだが、
如何せん、車を止める場所がなくて(笑)、
いつも通り過ぎていたから、
足を止めてゆっくり街の雰囲気を感じたのは初めてだった。


期待した運河や倉庫街は、
テレビや映画のロケで見ているものと大差ない。
・・・というか、カメラのフレームのない現実の世界では、
かえって周りから浮き立って、肩身狭くたたずんでいるようにしか見えない。
そして、場違いな観光客の集団が、
余計に人工的な雰囲気を増長させてしまっている*1


それより、空の青さ。
それ以上に染み渡る海の青さ。


人に感動を与えるには、それだけで十分だと思う。


いくつになっても、
その青さだけで、心を満たすことができる自分は、
幸せな人間だと、つくづく思う。


東京にいたら決して味わえない、
そんな「青」を感じるために、ここまで来た。
そんな気がした瞬間。

*1:日が傾いた頃に行けば、ガス灯の明かりもそれなりに映えるのだろうが・・・。

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