先日商事法務から出された本が店頭に並んでいたので、
パラパラと手に取ってみたのだが、
内容の割にはリーズナブルな気がした。
- 作者: 白石忠志,西村ときわ法律事務所,長島大野常松法律事務所
- 出版社/メーカー: 商事法務
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
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NBLに連載されていたシリーズの書籍化版ではあるが、
結構な加筆修正もなされており、
これまであまり論じられることのなかった、
独禁法争訟における具体的な手続について、
じっくりと思考をめぐらせたものとして*1、
実務的には参考になる文献といえるだろう。
「西村ときわ」と「長島大野常松」のコラボレーションも目を引くところだが、
個人的には西村ときわ側の代表者が川合弘造弁護士、というのも、
この本の信頼感を支えているように思われる*2。
個人的には、NBLのバックナンバーが手元にあることもあって、
買うかどうかは微妙なところなのだが・・・。