雨の中の涙。

今日の高校サッカー準決勝。
千葉県勢、それも長年市船に“全国”への道を阻まれていた八千代高校が念願の国立の舞台に立った、ということもあって、この日は応援に行くつもりでいたのだが、朝から降り続いた雨のせいでテレビ観戦に切り替える。


・・・と、見てるほうは「行くのやめた」で済むのだが、試合やっているほうはそうもいかないわけで、第1試合も第2試合も激しい雨の中、見ていてかわいそうになるようなコンディションの中での戦いを余儀なくされていた。


まぁ、当の第2試合、八千代対盛岡商の試合結果は、いまさら説明するまでもなく、後半終了間際になって、例の八千代高校GKのオウンゴール・・・。


端から見ていると、敵方のコーナーキックに対して明らかに目測を誤ったようなタイミングでの処理だったように見えるのだが、雨でボールも地面も濡れている状況では、キャッチングするという選択肢はありえないし、それまで再三際どいプレーからゴールを守ってきたGKが、もうすぐ前後半が終わるという時間帯に、ふわっとゴール前に“飛んできた”ボール*1に一瞬虚を突かれたとしても、責めることはできないだろう*2


敗因を挙げるとしたら、むしろ、今大会攻撃力が売りのチームがあの時間帯まで点が取れなかったことにある、というほかはないし、それもあの湿りすぎたフィールドのせいで華麗なパス回しが使えなかったことを考えればやむを得ない結果だったというしかないように思える。


結局、千葉代表の八千代高校が、鹿児島勢と2年前のリベンジをかけて対決する(八千代対神村学園)と予想していた決勝のカードはまるで正反対の組み合わせになってしまったが、この作陽対盛岡商というカードは、両校にとって、というだけではなく、それぞれの出身県勢にとっても非常に意味のある対決になるようであるから*3、この国のサッカー文化の底上げ、という観点から見ればこれでよかったのかも、と思うほかないのかもしれない・・・。

*1:時間帯を考えれば、あまりに単純過ぎるボールで、キッカーの意図は良く分からなかった(たぶんミスキックだったのではないだろうか?)

*2:(追記)翌日の新聞によると、あのコーナーキックを蹴ったMF・林選手は「これまでのように巻かず、真っすぐ伸びるボールをけった。相手がはじくと思って。」(日経新聞2007年1月7日付朝刊第29面)とコメントしたそうである。うーん、最近の高校生は末恐ろしい・・・(苦笑)。

*3:岡山県勢は初、岩手県勢は46大会ぶりの決勝進出。