企業内弁護士は大幅に増加するか?

ほぼ毎月のようにご紹介している「BUSINESS LAW JOURNAL」だが、今月発売の10月号の企画がこれまたタイムリー。


BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2008年 10月号 [雑誌]

BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2008年 10月号 [雑誌]


Amazonのサイトではまだ画像が出てきていない(20日朝時点)のだが、LEXIS NEXIS社のサイトを見ると、

「特集・弁護士・法科大学院修了者の採用−企業内弁護士は大幅に増加するか」
法科大学院・新司法試験という新しい制度の下で初めて生まれた弁護士たちがそれぞれの進路に歩み始めてから8か月。
多くの新人弁護士が従来どおり法律事務所に入所した一方で、企業という新しいフィールドを選択した人たちもいる。
企業にとって、社内に弁護士を迎え入れることのメリットは何だろう?
弁護士にとって企業で働く魅力とは?
実際に法科大学院修了の弁護士採用を試みた企業や、以前から企業内弁護士が活躍する企業など、多様な事例を紹介しながら、法曹人口増加によって期待される弁護士の新たな役割、人材活用における企業と弁護士との新しい関係を探ってみたい。

という予告編が掲載されている*1


現在修習中のロー卒生の中には、既に就職先を決めている方も多いのかもしれないが、こと「企業内弁護士」というカテゴリーに限れば、採用活動はこれからが本番。


まだ公にはなっていないものの、今年の秋から資格を得た修習生や、ロー卒生を採用する方針を固めている大手企業がいくつかあるという情報は、筆者のところにも入ってきている。


こういった雑誌へのコメントに、どこまで企業の人間の“本音”が反映されているかは分からない(笑)のだが、進路選択を未だに迷っている方々にとっては、一応の参考になるんじゃないかなぁ・・・と思ったりして。


なお、業界の中に、

「法務部門の小さなパイを叩き上げとロー卒弁護士で奪い合うのは不毛じゃないか(苦笑)」

なんて冷ややかな声もあることは重々承知しているが*2、自分としては、「弁護士の採用」というトピックを通じて、法務部門という職能への社内外の関心が高まれば、現在このフィールドで戦っているスタッフにとっても、決して損にはならないだろう、と声を大にして言いたいところである。


本当にそうなるかどうかは、神のみぞ知る・・・状況なのではあるが。

*1:http://www.businesslaw.jp/contents/

*2:加えて、大山弁護士のような実力派の先生方が、中小規模企業の法務業務のアウトソーシング需要を虎視眈々を狙っておられる(笑)。