“五輪1年前”の栄冠

いつもなら、フィギュアスケートのネタで騒いでいる季節なのだが、今年はほとんどネタにもしていない。


グランプリシリーズが始まった時期にそれどころじゃなかったorz というのが、一番大きな理由なのだが、同時に、五輪のプレシーズン、という微妙な位置づけの今季、日本勢の勝った負けたで一喜一憂するのはどうか・・・という思いもある。


テレビメディアなどは、視聴率が下がっては困るから“重要な意味を持つプレシーズン”などと煽っているが、毎年プログラムが変わるフィギュアスケートの場合、前シーズンの順位が五輪本番に直結した試しなどほとんどないのは、トリノの前年を思い起こせばすぐに分かることだろう。


04-05のシーズン、前シーズンの世界女王・荒川静香選手は、NHK杯こそ優勝したものの、日本選手権は負傷で途中棄権、世界選手権惨敗、といった状況であった。


一方、全日本2連覇、世界選手権でも入賞し、一躍“エース”として注目を浴びた安藤美姫選手が翌シーズンどういう運命を辿ったかは、言うまでもないわけで・・・*1


五輪出場枠の関係で、ある程度の順位を残すことは必要だし、全くそれまで実績のない選手であれば、1年前からジャッジに顔を売っておく必要もあるのだろうが*2浅田真央選手のように、十分実績を残した選手がキム・ヨナに勝とうが負けようが、五輪への影響、という意味ではたいしたことはないんじゃないかと思う*3


世界女王になったとはいえ、五輪は初めて、となる浅田真央選手に本番で過度の期待がかからないように、ファンなら、来年の世界選手権はキム・ヨナ選手が制することをむしろ望むべきなんじゃないかなぁ・・・と思ったりもするのだが*4、そんなことを言ったら怒られてしまうだろうか。


来る日本選手権で、浅田選手も霞むような鮮やかなパフォーマンスを見せてくれる新星が現れれば、それに越したことはないのだけれど・・・。

*1:世界選手権で3位に入ったコストナー選手も、本番では散々な状況だった。

*2:その意味では、今年男子で小塚選手が活躍しているのは大きい。

*3:もちろん、美しいトリプルアクセルを2回跳べる、ということを証明できたことは大きいわけだけれども。

*4:当然、キム・ヨナ選手も初出場になるわけだから、かかるプレッシャーが大きければ大きいほど・・・。

google-site-verification: google1520a0cd8d7ac6e8.html