2004年のドラフトで横浜ベイスターズに入団していた松家卓弘投手が、札幌円山球場(対日本ハム)でついにプロ初登板。
「速球を中心に日本ハムの小谷野、ボッツ、糸井を9球で右飛、二飛、遊ゴロの三者凡退に仕留め、「ある程度速球で押していかないと、自分の投球ではない」と納得の表情だった。」(日本経済新聞2009年6月11日付朝刊・第33面)
とのこと。
ファームでそこそこ試合に出ていたのは知っていたのだが、さすがにプロ入りから4年もたつと、そろそろ・・・という心配もあっただけに、一軍のマウンドに立った、というニュースを聞けるのは、やはりうれしい。
東大出身者として4人目の試合出場、というところにどうしても注目が集まってしまうのだが、神宮時代、のちにプロや名門実業団に進んだ他校の投手と比べても遜色ないピッチング(少なくとも速球のスピードと球威に関しては)をしていたのをこの目で見てきた筆者としては、単なる話題性だけのピッチャーではない、ということを強調しておかなければなるまい、と思っている。
すでに投手陣(というかチームそのもの)が崩壊しかかっているチームだけに、貴重な戦力になるんじゃないかと思うのだけれど・・・。