負傷を押しての緊急登板も実らず,菊池雄星投手が甲子園を去ることになった時点で,今年の甲子園は終わったかと思っていたのだが、どっこい。
なかなかやるもんだ日本文理。
生でなくても,リアルタイムで見ていたら相当痺れる試合展開だったろうと思う。
準々決勝(宮崎・都城商),準決勝(岩手・花巻東),決勝(新潟・日本文理)と,地元に初の優勝旗を持ち帰るべく奮闘した学校を次々と打ち砕き,最後は若干ヒールのような形になってしまった中京大中京にしても,自校の優勝は43年ぶり。
そして,意外なことに愛知県勢の夏の優勝自体も43年ぶり,ということだから,これはこれで良い結末だったんじゃないかと思う。
世界陸上も甲子園も終わって,外もめっきり涼しくなって・・・
これで夏も終わりかと思うと,ちょっとさびしくなったりもするのであるが,残酷にも季節は巡る。