勇敢で美しかった敗者を称えたい。

とうとうブラジルのW杯も最後の決勝戦まで終わってしまった。

個人的には、過去のW杯(真面目に見始めてからでも、もう何回目か分からない(苦笑))の中でも一番レベルが高く、エンタテインメント性にも優れた大会だったと思うだけに、夜更かし&早起きのコンボ(=苦行)がもうできない、というのは大変名残惜しい限り。

でも、最後の試合となったドイツとアルゼンチンの因縁の対決は、そんな最後を飾るにふさわしい名勝負だったと思うし、マスケラーノ選手を中心としたアルゼンチンDF陣が、これまで思う存分暴れまくっていたドイツの攻撃陣を肝心なところでほとんど無力化させ、逆に、一瞬でメッシ選手にボールをつないで活路を見出す、という分かりやすい(でもひとたびハマればあまりにも美しい)パターンで、相手の守備陣を何度となく危機に陥れていたシーンなどを見ていたら、彼らを「敗者」と定義するのは、あまりに気の毒に思えてならなかった。

細かい話は、いずれ別の機会にコメントするとして、今日のところは、敗れたアルゼンチンの奮闘をたたえるほかないだろう、と思うところである。

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