まぁ、細かい解説は不要だと思うけど、本日の夕刊より。
「政府は14日の閣議で、検事総長に林真琴東京高検検事長(62)を充てる人事を決めた。稲田伸夫検事総長(63)は退官する。」(日本経済新聞2020年7月14日付夕刊・第3面、強調筆者)
世の中、企業でも役所でも、人事をめぐるあれこれは尽きないのだけど、これだけ多くの人が、白昼堂々(?)こんなに派手などんでん返しを目撃するようなことなんて、そうそうあるものではないよね、と思うわけで、組織の思惑、官邸サイドの思惑、そして新型コロナ禍がもたらしたイレギュラーな事態が引き起こした偶然のめぐり合わせ・・・*1。
あまりに展開がエキセントリック過ぎてドラマの脚本として持って行ったらボツになりそうな、そんなこともこの世では実際に起きるのだから、最後までゴールに向かって走り続けることが大事なのだなぁ・・・とよくわからない喩えで自分に気合を入れる(まだ)火曜日の夜。
そして、この人事が発令される頃には、いつまでもぐずついている空が、ちょっとでも夏らしくなってくれていると信じたい。
*1:そもそも、ある一定の年齢の誕生日を迎えたら否応なく組織を離れなければならず、しかも戻る選択肢もない、という今どき合理性を説明するのは難しいルールが残っているからこそ、話が不必要に”面白く”なってしまった感はあるのだが、その話はまた改めて・・・。