組織論

ブログ開設から14年を迎えて~「法務職域論」に関する若干の考察

8月4日は、自分の中では「当ブログ開設記念日」ということになっている。 始まったのは2005年だから、今年で丸14年。決してキリの良い区切りではない。だが、それにかこつけて、今SNS界隈で、「法務職域論」(柔らかく言えば「法務の役割論」だろうか)なる…

「甲子園」に見る「人材育成」の光と影。

しばらくバタバタしていて、家に届いたまま放置してしまっていたのだが、ようやく読んだ直近のNumber誌。 特集は季節を反映して、ここ数年この雑誌が看板にしている「夏の甲子園」絡みの内容で、特に高校野球の「教育」的観点を強調した構成になっていたのだ…

「法務」という名の船に乗って、我らはどこへ向かうのか?

先月号の予告の時点から気になっていた企画ではあったのだが*1、やっぱり読んでみたら迫力満点、そして考えさせられることも山のように出てきた、ということで、月例の法律雑誌シリーズとは別立てで、ジュリスト2019年8月号の「HOT issue」を取り上げてみる…

鶏が先か、卵が先か。

最近、いろんなところで取り上げられることが多い「リーガルテック」周りの話になるが、ちょうどBUSINESS LAWYERSに「Hubble」の記事が取り上げられているのを見つけていろいろと思うところがあったので、ちょっと取り上げてみることにする。business.bengo4…

そして、エースは去った。

人生それなりに長く生きていれば、どうしても様々なサプライズに直面することになるし、自分自身も散々ハードな経験をした今となっては、ちょっとやそっとのことでは驚かない自信もある。だが、それでもなお、「聞きたくなかったこと」、「聞いて仕事の手が…

組織を守り、育てるということ。

3月期決算で、今月株主総会を迎える会社では、取締役の改選に合わせて部門長クラスまで動く大規模な人事異動で”お祭り”状態になることも多い。 そして、中には「人」だけでなく、「組織」まで変わるケースもある。新聞の人事欄を眺めている限り、こと「法務…

「不祥事を止める」という発想の限界。

ここ数日、ちょっと慌ただしくて更新も滞り気味だったのだけど、気になったネタはあったので、少し遡ってエントリーを上げてみることにする(2019年6月16日更新)。国内で企業不祥事の報道があるたびに、「なぜ防げなかったのか?」という声があちこちから噴…

「法務」はどこに居るべきなのか?

今日はゆったりとした休日、ということで、ちょっとかしこまったエントリーを。どこの会社で、というわけではないのだけれど、最近、「法務部」をたたんでしまう会社が結構目立つようになってきた気がする。歴史を紐解くと、半世紀くらい前までは、一部の大…

「法務」は時代を超えられるのか?

ここのところしばらく、家の中で「テレビ」というものをほとんど使っていなかったのだけど、さすがに今日は様々なことが気になってリモコンのスイッチに手を伸ばした。自分は、「30年」という、前の時代に比べると長くはないが決して短いとは言えない時代を…